「弊社の看板娘」とは…… 今回訪れたのは下北沢、さまざまな企業から「採用広報」業務を受託している会社の看板娘だ。
▶︎すべての写真を見る 下北沢駅に到着。
駅周辺の開発で風景がガラリと変わっている。
歩くこと数分、オフィスが見えてきた。
こちらですね。
エントランスのボードには「いいオフィス下北沢」とある。
素敵なネーミングセンス。
中を覗くとーー。
働く看板娘の姿を発見。
では、ご登場いただきます。
「よろしくお願いします」。
こちらは広報・PRコーディネーターの柚木(ゆぎ)はるなさん。「いいオフィス」について尋ねると「全国800カ所以上に展開しているシェアオフィスなんです」。
井の頭線、小田急線沿いはこのような分布。
はるなさんは東京都出身。子供の頃は友達と遊ぶというより、ひとりで山を駆け回ったり、お祖父ちゃんの畑仕事を手伝うほうが好きだったそうだ。
「ほうれん草、大根、椎茸、白菜、小松菜とかをたくさん作って、地元のJAや給食センターに卸していました。ネギの皮を剥いたり、椎茸の原木にトンカチで菌を入れたりしていたのをよく覚えています」。
これぐらいの年齢で畑仕事の戦力に。
もう少し大きくなると、山を駆け回ることはなくなり、駅前のゲームセンターでプリクラを撮ったりなどしたそうだ。
ちゃんと保存しているんですね。
さらに大きくなるとジャニーズ、とくにジュニアの推し活にハマる。渋谷のNHKホールの番組収録も欠かさない。
夏はコンサートが多いため、さまざまなグループのイベントに出没していた。
「『推しごと』に夢中だったので、スケジュールが合わないと文化祭もおろそかになっていましたね。さらに日中のイベントだと、推しに会いに行くために帰宅部のエースになっていました」。
やがて「家から近い」ということもあり、女子大学に進学。そう、はるなさんは地元が大好きなのだ。
「授業ではプログラミング、アプリ開発、システム開発、ゼミでは社会学を勉強しました。担当はかわいいおじいちゃん先生で、学生たちから好かれていましたね」。
雑談などでいろんな豆知識も教えてくれた先生と。
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