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2023.02.09

ファッション

今、4人に1人は「ニューバランス」、人気は「990」シリーズ! そのコーディネイト術を公開


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街角足元パパラッチ●街角211人のリアルな足元を調査したオーシャンズ3月号。人気のスニーカー は? 履きこなしは? 誌面で紹介しきれなかったシューズ選びのヒントを大公開!
デザインがシンプルで、歩きやすくて足に優しい。そんな大定番ブランド「ニューバランス」は、スナップ企画「街角パパラッチ」でも絶好調。

この冬に取材した211人中53人、なんと約25%の人の足元を支えていた。もはや、ひとり勝ち状態!?

990シリーズは何世代が人気だった?

ってことでスナップデータをさらに深掘りしてみたところ、ニューバランス着用者53人のうち30人が愛用していたのが「900番台」。

さらには、その過半数以上の17人が「990シリーズ」を履いていた事実が判明した。
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1982年デビュー当時の価格設定(100ドル!)や、「1000点満点中、990点」という名キャッチコピーでも知られたランニングシューズの大傑作は、今なお健在。

昨年末に待望の新作「990v6」が発売されたことからもわかるように、その勢いは増すばかりだ。

1998年に2代目として誕生した「990v2」。

1998年に2代目として誕生した「v2」。


今回、特に目立ったのが、「v3」と「v5」。



2012年に発売が開始された「v3」は、独特なミッドソールのデザインと快適なクッション性を持ち味とする。

ベーシックカラーのバリエーションも豊富で、まさしくタイムレスな逸品だ。

街中では、個性的なカラーリングの「v3」も支持されていた。

街中では、個性的なカラーリングの「v3」も支持されていた。


一方の「v5」は2019年にリリースされた。機能性にとことんこだわり、「スリップラスティング」と呼ばれる袋縫いの技法も相まってフィット感がさらに向上。

定番のグレーは「v5」でも人気。

定番のグレーは「v5」でも人気。


ファッションブランド「SSZ」とスタイリストの長谷川昭雄氏とコラボレーションした「990v5」。

争奪戦を繰り広げた、ファッションブランド「SSZ」とスタイリストの長谷川昭雄氏とのコラボモデルも発見。


スエードとメッシュのコンビネーション、ボリューミィなミッドソールは変わらずとも、ヒール部分にTPUストラップを備えてアイコニックなルックスを形成する。

うん、やっぱどっちもイケてますな〜。
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990シリーズのお手本コーデをピックアップ

では実際に、街の洒落者たちはどんなコーディネイトで「990シリーズ」を楽しんでいたのか。

シンプルに合わせても十分にサマになるけれど、とりわけ目を引いたグッドサンプルを紹介したい。

スニーカー=ニューバランス ジャケット=バブアー ニット、パンツ=ともにビームス プラス  バッグ= ポーター

スニーカー=ニューバランス ジャケット=バブアー ニット、パンツ=ともにビームス プラス バッグ= ポーター


松浦大樹さん Age 24
こちらの男性は、「エンジニアド ガーメンツ」とのコラボ「v5」を着用。



ブラウンを軸としたアースカラーの着こなしのなかで、インナーとスニーカーのグレーが爽やかなアクセントに。シンプルながらワイドパンツに負けない存在感のある足下チョイスも、全体のバランス向上にひと役買っている。
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スニーカー=ニューバランス ジャケット=古着 パンツ= ニードルス キャップ=古着

スニーカー=ニューバランス ジャケット=古着 パンツ= ニードルス キャップ=古着


重田浩平さん Age 33
ミリタリー的配色の「v3」を軸にした、個性的なまとめ方をする上級者も。

アウターには迷彩柄の古着JKTを選び、足下とのリンクを実践。



ニードルスのジャージーで着崩し、さらにはそのラインのカラーをビーニーと対応させる。ラフに見えて実は計算された、“隠れ優等生”的スタイルだ。

スニーカー=ニューバランス コート=アプレッセ パンツ= 不明 キャップ=ナイジェル・ケーボン

スニーカー=ニューバランス コート=アプレッセ パンツ= 不明 キャップ=ナイジェル・ケーボン


佐々木慎太郎さん Age 46
ソリッドなモッズコートと合わせたのは、「990シリーズ」の元祖たる「v1」。



なかでも代表的な、グレーカラーのメイド・イン・USA。通称「TA1」が際立つ、ミニマルな着こなしが秀逸だ。レトロとハイテクの中庸をいくエターナルデザインは、シンプルにして比類なし。

しかも履き心地まで最高とくれば、装う楽しみも倍増するに違いない。
3/3

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