予想外に“はじけちゃった”2台のダイハツ
「ハイゼットトラック ジャンボエクステンド」。アウターシェルが可動するので、空間を広げることができる。
ぶっ飛んだのではなく、はじけちゃったのがダイハツだ。何しろ「夢ふくらむ、はじけるダイハツ」をテーマに、東京オートサロン2023にカスタムカーを5台も展示したのだから。
そのうちの1台が、長〜い軽トラ「ハイゼットトラック ジャンボエクステンド」。
スライドして伸び〜るキャビンを荷台に搭載。イメージは拳銃のブローバックをイメージしたそうで、縮めれば軽バンとして使える。
展示車はモータースポーツのモーターホームとしての利用を想定。モータースポーツが好きなら、とばかりに運転席&助手席はレースカーのような赤いバケットシートが備わる。
展示車両はモータースポーツを楽しむ人が、レース場で休憩するスペースとして活用できるようにしたのだとか。アウトドアで使うなら、当然車中泊も楽勝!とのこと。
そしてもう1台は、一見天井の高い、トヨタ「ハイエース」など大きな商用バンによくあるハイルーフ仕様の軽バン「アトレー」。
かと思いきや、実はルーフがパカッと外れてボートになるのだ。
「アトレー ワイルドレンジャー」。アトレーを1インチアップして、ボートと同じ形状のルーフに、ボートをひっくり返して被せている。
ボート部分にはLEDバーライトとオールがくくりつけられていて、山奥の湖などでボート遊びや釣りが楽しめる。
ソロキャンプなどソロアウトドア用の一台で、アウトドアのベース基地に使えるようになっている。助手席からボディ後部にかけてベッドスペースを作れるし、車内にはギアから調理器具までひっかけて収納できるようになっている。
天井のサイドにはバーが備わり、好きな位置にモノが干せたり引っ掛けられる。換気のための電動ファンも装備。
どちらもショーのためのコンセプトモデルといえばそれまでだけど「ルーフに手漕ぎボートを被せる」アイデアは、ぜひ実現してほしいなぁ。