② プロの支持率No.1は「ロサンゼルスアパレル」
[左上から時計回りに]パーカ1万3695円、パーカ1万1825円、パーカ1万1825円/すべてロサンゼルス アパレル(ロサンゼルス アパレル ジャパン 03-5726-8717)
| 推薦人:高橋ラムダさん |
| 推薦人:菊池陽之介さん |
| 推薦人:鹿野巧真さん |
今回スタイリストたちから最も支持されていたのが「ロサンゼルスアパレル」のスウェットだ。
かつて“アメアパ”の愛称で親しまれた「アメリカンアパレル」の元CEO、ダブ・チャーニー氏が2016年に設立したブランドで、撮影現場でも高い人気を誇る。
その魅力は、アメリカメイドのいい意味で粗野な素材感と、大きめのシルエットにある。
「オーバーサイズを選び、ドロップショルダーを強調してスタイリングする」というスタイリストも多い。
中でも人気は肉厚な14オンスのもの。高橋さんは、アッシュグレーのパーカをよく使用するそう。
「パーカは着丈が短めのシルエットで、カットソーやシャツとバランスよくレイヤードができます。適度に野暮ったさもあるので、ラフ感を演出にするのにも最適なんです」(高橋さん)
製作担当者の似顔絵がプリントされたタグなど、ユニークなディテールも見逃せない。
一方、菊池さんは、製品染めのスウェットを狙ってリースするとのこと。
「14オンスのボリュームがあるタイプが個人的に好みです。製品染めで仕上げたものは、味わいのある発色でこなれた印象に見えるのでよく使用しますね」(菊池さん)。
[上]スウェット1万2980円、[中・下]スウェット各1万1550円/すべてロサンゼルス アパレル(ロサンゼルス アパレル ジャパン 03-5726-8717)
シンプルなデザインが際立つクルーネックもスタイリストからの支持率は高い。
鹿野さんは、モノトーンをセレクトするのが基本で、特にブラックを多用しているという。
「肉厚な生地感が好きですし、ゆったりめのシルエットは今っぽい。なかでもブラックはスタイルを選ばないので、使用頻度が高いですね」(鹿野さん)。
デザインやオンス、シルエット、そのすべてで今の気分を体現した“ロスアパ”のスウェットは、スタイリスト人気が急上昇中の名品といえる。
3/3