▶︎すべての写真を見る とあるショップのオープンイベントに、韓国のファッション業界人たちが集まるという噂を耳にし、OCEANSのスナップ隊が駆け付けた。
イベントでひときわ存在感を放っていた10人をパパラッチ !
と、まずはその舞台である店について紹介。
オーナーデザイナー、チャ・グァンホさん。美大出身、スタイリストという経験と人脈を活かしてシルバーアクセサリーの制作を独学。2011年にブレットを創業。写真は、「(パーティのようすを見ながら)今でもこうしてたくさんの人が集まってくれるというのは本当にありがたいですね」と嬉しそうに語るようす。
“とあるショップ”というのは、シルバーアクセサリーブランド「ブレット」のソウル新店舗だ。
韓国におけるシルバーアクセブランドの先駆者的存在であり、今なお確固とした地位を築いている。そのためオープニングイベントには韓国のファッション業界人が次から次へとやってきた。
創業から12年目を迎える「ブレット」のオーナーでデザイナーの、チャン・グァンホさんにブランドのこと、新しい店舗について話を伺った。
入口に設けられたブランドロゴ入りの照明。
ーー「ブレット」というブランド名にはどんな意味が込められているのですか? イタリアのスラングで“悪童”という意味で、遊び心を込めてネーミングしました。ブレットは見ていただくとわかるようにデザイン数がとても多いのが特長で、作った僕自身もモデル名を全部覚えられないくらいです(笑)。
しかし、デザインのイメージはあくまでもブランド名を意識して生まれたもの。どれもかっこいいですよ。
棚に等間隔で丁寧に並べられたジュエリーたち。一つ一つに存在感がある。
ーー新店舗はインテリアもご自身で制作されたのだとか?
ここにある棚も僕が作りました。来てくれたお客さまがくつろぎながら楽しめる空間にしたかったのもあり、商品棚はすべて壁に寄せ、オーディオ棚タイプにすることで高級感のある仕立てにしました。
売れ筋のジュエリー。(左から)バングル15B06 ₩598,000(約¥59,800)、ネックレス BNK14 ₩278,000(約¥27,800)、リング ONE54-B ₩181,000(約¥18,100)/ブレット
ーー韓国では今、どんなアクセサリーがトレンドなんですか? メンズシーンにおいては今はコレという大きなトレンドはないように思いますが、今までは僕たちが作ったものがトレンドになってきたと思います。もともと僕はスタイリストをしてましたが、当時は韓国で本格的なシルバーアクセサリーを展開するブランドはほとんどありませんでした。
それもあってブレットを始めたのですが、新作を出すたびにそれがトレンドになり、他のブランドもそのデザインに追随してきたというイメージです。他にないデザインを常に求めて制作しているのは、創業当時から変わらないこだわりです。
ーー最後に、OCEANS読者にメッセージをお願いします。 韓国にいらっしゃる際は、ぜひお店に遊びに来てください。後悔させません!
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