ゴードンミラーの世界観をコンパクトなサイズで表現した「GMLVAN S-01」。軽商用バンがベースなので4ナンバー車となる。0.66Lターボ搭載で、価格は2WDが319万円〜、4WD338.8万円〜。
▶︎すべての写真を見る 「愛車のあるガレージから拡張していくライフスタイル」を提案しているゴードンミラー。
こだわりのガレージの世界観を表現したカー用品だけでなく、カスタムカーもリリースしているが、その第3弾となる「S-01」を東京オートサロン2023で披露した。
軽自動車に満載された機能とロマン
フロントフォグランプ、リアテールランプ、ルーフラック、ベースキャリア、サイドオーニング、専用ホイールはオプションだ。
既にゴードンミラーのカスタムカーには、トヨタハイエースベースの「GMLVAN V-01」と日産NV200バネットベースの「GMLVAN C-01」がある。
実は今回の新車の開発も、2019年開催時の東京オートサロンに展示されたこの2台を見たダイハツが、ゴードンミラーに声をかけてきたことから始まったという。
一方でゴードンミラー側も、V-01やC-01よりも小さいモデルをやってみたいと思っていたそうで、相思相愛の中、今回の「GMLVAN S-01」が実現したのだ。
内装の天井や壁には無垢の天然木アカシア材が採用されている。荷室部左右には天然木を使った収納式テーブルも備わる。ボディカラーに合わせて開発されたシートカバーは、同ブランドのカー用品でお馴染みのコーデュラ生地。破れにくく汚れにくいし、同ブランドのカー用品と合わせやすい。
ベースはダイハツの商用軽バン「ダイハツハイゼットカーゴ」。ソロキャンパーや、運転に不慣れな若年層に向けたコンパクトキャンパーとして開発された。
「V-01」同様に丸目と直線グリルが備わり、ボディカラーには、ゴードンミラー製カー用品のイメージ同様、コヨーテやオリーブドラブが用意されている。
しかもダイハツの協力を受けたことで、ボディカラーの塗装はダイハツの工場で他の市販車同様に施される。つまり品質はダイハツクオリティなのだ。
また、オリジナルのバンパーを装着しているが、ダイハツハイゼットカーゴと同じく先進安全運転支援機能「スマートアシスト」を装着するため、センサーも埋め込まれている。
リア空間は、フラットな状態にすることも可能だ。
シートの背後には大型ポケットが付いていて、セカンドシートのヘッドレストをラクラク収納できる。
また、これだけ大容量だとキャンプや車中泊でも使い勝手はよさそう。荷室床は防水・防汚加工シートが備わる。
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