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2023.01.03

フィアット「デュカト」日本上陸。欧州キャンピングカー界の絶対王者の仕様をチェック!

日本に導入されるのはデュカトのバンタイプ。本国にはトラックのほか、架装される前提のキャビン+シャシーのみもある

日本に導入されるのはフィアット「デュカト」のバンタイプ。本国にはトラックのほか、架装される前提のキャビン+シャシーのみもある。

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年末に、キャンピングカーを検討している人にとってのビッグニュースが飛び込んできた。ついに、フィアット「デュカト」の正規販売が始まったのだ。

これまでデュカトベースのキャンピングカーは国内でも数あれ、いずれも並行輸入車しかなかった。

正規販売されることで、アフターサービスの充実や、故障時等にはメーカーからの部品供給がスムーズになるなど、これまで以上に安心して乗れるのだ。
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ヨーロッパの商用車・キャンピングカーの絶対王者的存在

バンの両側ドアはスライド式。バックドアは左右に開閉するタイプ

バンの両側ドアはスライド式。バックドアは左右に開閉するタイプ。


まずは、デュカトを知らない人のためにも、簡単に紹介しておこう。

フィアットのデュカトは、ヨーロッパ商用車市場において約7割という圧倒的なシェアを持つ、欧州の小型商用車(LCV=ライト・コマーシャル・ビークル)。

小型といっても全長は最大で約6mあり、全幅は2mを超える。ルノー「カングー」や「ハイエース」よりも大きく、ライバルにはメルセデス・ベンツの「スプリンター」やフォード「トランジット」などがある。

そんなデュカトは、キャンピングカーのベース車両としても人気が高く、ヨーロッパでのそのシェアは9割(!?)なんて声が聞こえてくるほど圧倒的だ。

言い換えれば、ヨーロッパのキャンピングカービルダーから絶大な人気を得ているのだが、なぜそんなに人気が高いのか。
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乗用車としても十分な機能と使いやすさ

理由のひとつが、乗り心地の良さだと言われる。

またイタリア車らしい洗練されたデザインや、低床ゆえ乗降性が良く、室内も広く使えるといったことがあるようだ。

日本に導入されるのは右ハンドル仕様。クルーズコントロールやデジタルリアビュールームミラー、サイドビューカメラ等が備わる

写真は左ハンドルだが、日本に導入されるのは右ハンドル仕様。クルーズコントロールやデジタルリアビュールームミラー、サイドビューカメラ等が備わる。


また、停車時には運転席と助手席を180度反転させることができる。だからキャンプ地では運転席に座っていても家族と団らんを楽しめるってわけだ。

さらに今回日本に導入されるデュカトは、センターコンソールに10インチのタッチスクリーンを備えている。
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そこにカーナビを表示させられるのはもちろん、スマートフォンを繋いで好きな音楽を聴ける。スマートフォン用のワイヤレスチャージ機能やキーレスエントリー&ゴー機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト等々も備わる。

つまり、商用車といっても(大きささえ慣れれば)乗用車のような感覚で運転できるのだ。

写真は欧州仕様の2021年モデルだが、こんな風に運転席と助手席を回転させることができる。

写真は欧州仕様の2021年モデルだが、こんな風に運転席と助手席を回転させることができる。


モデルバリエーションは下記の3種類がある。

•L2H2:全⻑5410×全幅2050×全高2525mm、ホイールベース3450mm、512万5000円〜

•L3H2:全⻑5995×全幅2050×全高2525mm、ホイールベース4035mm、530万円〜

•L3H3:全⻑5995×全幅2050×全高2765mm、ホイールベース4035mm、547万5000円〜

搭載されるエンジンは2.2Lのディーゼルターボで、9速ATが組み合わされる。

LEDヘッドライト、オートライト機能、レインセンサー等が備わる

LEDヘッドライト、オートライト機能、レインセンサー等が備わる。


こんな日本仕様のデュカトをどう乗るか? そして日本のビルダーはどう仕上げるか!?

今後登場する日本生まれのキャンピングカー仕様のデュカトに注目だ。

籠島康弘=文

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