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2023.01.03

ライフ

山暮らし、ハワイ移住、多拠点生活。先輩から学ぶ「移住に失敗しない」ための心得


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憧れの移住、膨らむ夢。いい妄想ばかりが浮かべども、現実は甘くない。想定外は必ず起こる。ならば知っておくべきは“移住の先輩”たちが経験した失敗談ではないか?

そんな想いで始めた連載「失敗から学ぶ移住術」。

今回は記事の中から、山暮らし・ハワイ移住・多拠点生活をしている先輩3人をまとめて紹介。それぞれの経験談から、失敗しないための心得をクローズアップした。

今後、移住を検討している人は、ぜひ参考に!

「湿気もすごいし、家が傷みやすい」山奥で暮らす不便さ



モデルや俳優、映画監督など、平成初期の芸能界で活躍した松岡俊介さん。村上 淳さんらと並び、’90年代のファッションカルチャーをリードしてきたカリスマのひとりだ。

そんな松岡さんが伊豆半島の松崎町へ移住。イノシシも出没する山での古民家暮らしを始めてから約13年が経つ。

妻と4姉妹の娘の6人家族で暮らすのは、人里から徒歩1時間ほど離れた山の上にある築45年の古民家だ。

家は日照時間が少ない斜面に立つため、老朽化も激しい。湿気が多く洗濯物はなかなか乾かないうえ、革製品はカビてしまうほど。



「僕らはあえて不便に挑んでいる」と言う松岡さんだが、自身の経験から山暮らしを始めるための家選びのコツがあるようだ。

「山は4分の3がだいたい湿気のある場所だから、選ぶなら南東向きの家がいいですよ。あとは一日滞在して、時間によって日当たりがいいのか悪いのかを確認する。

できれば季節によって、その土地の環境がどう変わるかも見ておくのがベスト。山は本当に甘く見ないほうがいい」。


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