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「若い俳優から『江口さんはこの仕事、いつまで続けるんですか? 』って聞かれるんです。ジェネレーションギャップなのか、これには本当にびっくりして。

だって僕はいつまでとか考えたことがなくて、やれるところまでやり続けたいと思って今までやってきたから。逆に、よくその考え方でこの仕事が続いているなって。先ほども話しをしたとおりこの仕事は魅力に溢れていますし、僕はこの仕事しかないと思っていますから」。

年末に放送された『御茶ノ水GUITAR SPIRITS! 』は、ギターの魅力を再発見すべくバラエティに富んだプログラムを届ける音楽番組。同番組で江口はMCを担当するが、昔からギターが大好きで、なおかつ普段から呼吸をするように音楽に浸っているだけに司会だけで終わるはずもなく……。

「ゲストの方はギタリストなのでセッションをしたりもするのですが、その瞬間は“やっぱり音楽って最高だなあ”って心底思いました。

例えば映画の撮影だと作品を構築するのに数年かかる場合がありますが、音楽だとその場で出来上がるのがいい。しかも音楽には決まった形がなく、とにかく気持ち良さや楽しさが瞬間ごとに生まれるから永遠に終わらないっていう(笑)。

ギターは小学生の頃から大好きで、今も自宅では常にギターを抱えて過ごしているくらいです」。

約40年前、ギターや音楽に魅せられた江口少年は、中高生になるとバイクと出会い新たな階段を上る。

「特に10代の頃、カワサキ Z1ーRに乗って以来はまってしまいました(笑)。10代後半からバイクに乗り出してハーレーなどいろいろなバイクに乗ってきましたが、結局カワサキに戻ってしまう。

勝手なイメージですが、カワサキは群れをなして乗るのではなく一匹狼的な感じがするんですよね。そこがすごく格好良くて今はカワサキ以外乗らないです。ギターならフェンダーとギブソンで行ったり来たりできるけど、バイクはカワサキ一択」。


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