③ 迷ったらアウターブランドの傑作に頼ってみるべし
アウターは決して安くないからこそ、下手な買い物は絶対避けたいところ。
そんなときに頼れるのが、やはりアウターブランドの定番アイテムだ。
「ジャスパー パーカ」16万5000円/カナダグース(カナダグース ジャパン 03-6758-1789)
カナダの名門「カナダグース」からは、「シャトー パーカ」のジャパナイズバージョンである「ジャスパー パーカ」をピック。
フード周りのドローコードを省くなどギミックを精査し、シルエットもかすかながらスリムに変更。日本人好みになるようにアレンジされている。
さらに、タフで防風性の高いアークティックテックのシェルに、625フィルパワーのホワイトダックダウンを内蔵。フード周りのコヨーテファーは着脱可能で、着用者のライフスタイルに寄り添ってくれる。
「ドミッツィアーノ」16万5000円/タトラス(タトラス コンセプトストア 青山店 03-3407-2700)
タトラスが誇る定番ダウンジャケット「ドミッツィアーノ」は、美しいシルエットメイクに定評あり。今季は従来に比べて身幅だけ1サイズほどゆったりめに構築。着丈や袖丈は変わらずに、よりリラックスしたムードで着こなせる。
素材には同じくイタリアに本拠地を置く老舗、ロロ・ピアーナが織り上げた「SUPER150ウール×シルク」の軽量ウールを使い、機能性と見た目の上品さを両立した。
④ 定番のコートを選ぶならコレ!
アウターを選ぶ上で、コートも選択肢に入れたいところ。 で、どうせ買うならいいブランドの、完売間近の人気作をチェックしておこう。
「ウール ダブルフェイス ダッフルコート」各10万7800円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン 0120-02-1818)
名門ブルックス ブラザーズのダッフルコートは、昨年からのリピートアイテム。生地にはSuper’120s原毛のダブルフェイスウール製ビーバークロスが採用され、裏地のない繊細な肌触りが肌身にしみる。
大振りのパッチポケット、牛革で結ばれたトグル、ボディと一体型のフードなど、ディテールはオーセンティックでいて安心感たっぷり。
膝が隠れるセミロングの着丈も相まって、コーディネイトを選ばず長年使えるエターナルな一着に仕上がった。
「【BISHU FABRIC】NISHIKAWA Super120 セミダブルコート」3万9930円/アダム エ ロペ 0120-298-133
アダム エ ロペからは、3万円台に見えないセミダブルコートを発見!
ふっくらと柔らかく絶妙な光沢を湛えるリバー仕立てのメルトンは、高品質な織物の産地として知られる尾州で作られたもの。
膝下までのロング丈かつ身幅にゆとりのあるビッグシルエットだが、両面パイルのリバー仕立てによって見た目も着心地も重くなりすぎない。
セミダブル仕様のため、インナーによる着膨れが緩和される点も注目だ。
シャツからニットまで組み合わせ自在で、冬から春にかけて幅広い着回しが可能。活躍する時期の長さという面でも、非常にコストパフォーマンスが高いアイテムである。
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ここで紹介したアウターは、ブランドが太鼓判を押すモノばかり。セールで売り切れとなる前に、くれぐれも早めにチェックしておこう。