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2022.11.10

ファッション

3万円台に見えない「アダム エ ロペ」のメルトンコート。コスパ抜群な一着のクオリティを解説


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「帰ってきた完売アウター」とは……

ジュングループが手掛ける人気セレクトショップであり、オリジナルブランドの名前でもある、アダム エ ロペ。その定番のセミダブルコートがとにかく優秀で、売れに売れているらしい。

3万9930円/アダム エ ロペ 0120-298-133

3万9930円/アダム エ ロペ 0120-298-133


店頭では毎シーズン完売が頻出するというこのコート、人気の秘密はズバリ圧倒的なコストパフォーマンスにある。

以下、こだわりのポイントを洗い出していくが、それらを踏まえたうえで税込4万円を切る衝撃。とくとご理解いただこう。



まずは土台となる生地から。ふっくらと柔らかく絶妙な光沢を湛えるリバー仕立てのメルトンは、高品質な織物の産地として知られる尾州で作られたもの。

老舗「西川毛織」によって丁寧に二重織りされ、快適な着用感とともに自然で美しいドレープも楽しませてくれる。

袖には「西川毛織」のロゴが入る。

袖には「西川毛織」のタグが付いており、品質の高さを証明している。


そんな生地を構成する糸にも、並々ならぬこだわりが。縦糸には高級スーツにも用いられるオーストラリアメリノウール「スーパー120」を使い、緯糸には同じく「スーパー140」の落ち綿を再利用。上質さとサステナブルな魅力を併せ持つ、まさに現代にふさわしい価値ある服を織り成すのだ。



お次はシルエットについて。膝下までのロング丈かつ身幅にゆとりのあるビッグシルエットだが、両面パイルのリバー仕立てによって見た目も着心地も重くなりすぎない。適度なドロップショルダーや縫い代のない縫製もまた、きれいなラインに見せる一因になる。

セミダブル仕様のため、インナーによる着膨れが緩和される点も注目だ。シャツからニットまで組み合わせ自在で、冬から春にかけて幅広い着回しが可能。活躍する時期の長さという面でも、非常にコストパフォーマンスが高いのだ。


 
また、豊富なカラバリも物欲を刺激する。定番の黒とグレージュのほか、味のあるネイビー調のフェードブルー、さらにはアダムエロペの今季テーマ「ビューティコントラスト」を象徴するオレンジ×キャメルの4種がスタンバイ。

そしてダメ押しが、コートと同素材のスカーフまで付いてくるというバリューっぷりである。


汎用性の高い黒とベージュもラインナップ。

黒とベージュも違った印象に。


繰り返すが、今作はその人気ゆえに毎シーズン完売が続く。つまりそれは、年をまたいでも決して古くならないハイセンス、そして安定した価値をも証明するはずだ。

「いいかも」と思った方は、ぜひお早めに。


[問い合わせ]
アダム エ ロペ 
0120-298-133



河野優太=写真 中北健太=スタイリング 増山直樹=文

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