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② 抗菌・防臭加工が施されたカシミヤ製「ビューティ&ユース」ニット

「KOUKIN カシミヤ スウェットクルーネック ニット」1万9800円/(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 03-6212-1500)

「KOUKIN カシミヤ スウェットクルーネック ニット」1万9800円/(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 03-6212-1500)


カマチ 先ほど洗濯の話が出ましたが、ニットって意外とニオイが付きやすい。僕は冬のキャンプでニットを着ることが多いんですが、BBQをすると特にニオイが付いちゃう。ビューティ&ユースのこちらは、その辺を考慮したアイテムです。

ハラ 抗菌・防臭加工が施されたカシミヤニットか。さすがにBBQのニオイまではカバーしきれないかもしれないけど、普通に生活するうえで気になるところが解消されるのはうれしい。
 


タノウエ しかもこれ、カシミヤ100%ですからね。スベスベの質感がクセになりそうです。シルエットはちょっとユルめで今っぽく、1枚で着てもサマになる。
 


カマチ 広めのクルーネックが洒落ているし、少し短いリブもラフな感じがしていいよね。スウェットシャツの感覚でコーディネイトできそう。
 


ハラ 2021年の秋冬から登場したアイテムで、人気継続中とのこと。カシミヤ専業の工場で作っているだけにニットとしての品質も確かだし、これで2万円以下なら人気なのも頷ける。

③ 「バナナ・リパブリック」の洗えるメリノウール

「Sante メリノセーター」1万3000円/バナナ・リパブリック 0120-77-1978

「Sante メリノセーター」1万3000円/バナナ・リパブリック 0120-77-1978

気軽にデイリーユースできるウォッシャブル仕様

ハラ こっちはメリノウール製の洗えるニット。バナナ・リパブリックらしくオーセンティックなデザインだけど、機能面はしっかりモダン。

カマチ ニット生地がちょっとワッフルっぽくなっていて、面白いルックスですね。そのせいか非常に軽くて、触った感じはとても柔らかい。
 


タノウエ メリノウールのニット自体は定番で出ていたようですが、ワッフル編みになったのは最近みたいです。袖口には2本のラインが施され、絶妙なアクセントになっています。
 


ハラ ニットとしては比較的薄めだから、インナーとして使いたくなるね。肌触りが抜群だから、ベースレイヤーとして素肌の上に着たいくらい。

カマチ 確かに。だからこそ、気軽なウォッシャブル仕様がいっそうありがたい!

④ ナノ・ユニバース(Nano universe)

「毛玉レスニット スーパーファインゲージクルーネック」1万3200円/ナノ・ユニバース 0120-70-5088

「毛玉レスニット スーパーファインゲージクルーネック」1万3200円/ナノ・ユニバース 0120-70-5088

ニットの天敵、毛玉にアプローチ!

タノウエ ナノ・ユニバースからは、より身近な悩みにアプローチするニットがリリースされていました。ニットの天敵といえば、そう、毛玉です。
 


ハラ ニットに毛玉がつくのは、もう宿命だよね。全体がみすぼらしくなるのは嫌だけど、小さい毛玉を気にしていたら本当にキリがない。

カマチ 最近は毛玉がつきにくいことを謳うニットが増えていますが、これはとことんまでこだわっているみたいです。毛玉になりにくいウール素材を選ぶことからはじまり、染色や紡績などの異なる工程で、何度も特殊な加工を行っているんだとか。
 


タノウエ このシリーズは2018年の秋冬にデビューしましたが、機能面でのユーザーからの反応は上々とのこと。従来は14ゲージでしたが今季から16ゲージに変更され、生地のハリ感がアップしています。
 


ハラ 質感やシルエットがキレイで、シンプルないいニットだと思う。カーディガンタイプもあるみたいだし、アンサンブルで着ても楽しいかもね。
 

ルックス、ブランド、暖かさ。ニット選びの基準はさまざまながら、着続けてもストレスが生まれない機能派の存在は決して侮りがたし。

気持ち良く、普段の生活に寄り添ってくれる。それだけで相当、おトクだったりするのだ。

河野優太=写真 中北健太=スタイリング 増山直樹=文

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