OCEANS

SHARE

6つのタイヤを付けた「ランクル70」のメガツアラー

「LC79 6×6メガツアラー」。4.2Lディーゼルエンジンにはアップグレードされたターボチャージャーが装着された。

「LC79 6×6メガツアラー」。4.2Lディーゼルエンジンにはアップグレードされたターボチャージャーが装着された。


“ブラックトラック”ことLC79スーパーツアラーを作りあげたジャスティン・モンテサルボだが、まだ飽き足らなかったようで、もう1台70シリーズをベースにモンスターマシンを作りあげた。

それが、“スーパー”より上を行く“メガ”の名を冠した「LC79 6×6メガツアラー」だ。

まず目をひくのは、ナナマルに取り付けられた6つのタイヤ。この6輪を収めるため、彼は70シリーズのピックアップのシャーシに手を加えて収めた。

しかもこの6輪、車高調整やダンピングを任意で変更できる機能を備え、最大8インチ(約20センチ)のリフトアップが可能だという。

前後にウインチと、メタルガードを装着。

前後にウインチと、メタルガードを装着。


もともと搭載されていた4.2リッター直列6気筒ディーゼルエンジンは、新たなターボが装着されたことでパワーアップ。シュノーケルも装着されて、川の中もグイグイと進むように。

さらに240Lの燃料タンクがふたつも備わり、70Lウォータータンクと60L冷蔵庫付きロック式ミニキャノピー、バッテリーが計4つ、コンプレッサー2基、ソーラーパネル……オーバーランディングに必要な機能はフル装備した“メガ”の名に相応しい仕上がりに。

インテリアはレザーとスエードで覆われ、8インチスクリーンを装着するなど、快適性と機能性もアップデートされている。

インテリアはレザーとスエードで覆われ、8インチスクリーンを装着するなど、快適性と機能性もアップデートされている。




“道なき道”を走るランクルで、誰もやったことのない新たなカスタムの道を拓く親子。そのレベル違いのランクル愛を、いつか全身で体感してみたい。

籠島康弘=文

SHARE

次の記事を読み込んでいます。