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2023.05.12

からだ

「1日7食」生活でも太らない。ラーメン大好き美食家は、なぜ痩せているのか?


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年間2500軒もの飲食店を食べ歩き、「1日7食は当たり前」という美食家の寺田昌之さん。それでも寺田さんは188cm、68〜70kgのスリムな体型をキープし続けている。

その謎めいた食生活はもちろん、自身の体験から導き出した、食べても太らないメソッドの真髄に迫った。
話を聞いたのはこの人

寺田昌之さん●47歳、福岡県出身。実業家、美食家、ボディメイクトレーナー。男性エスティシャンの先駆けとして、国内外のさまざまな著名人にボディメイクを指南。その一方で、年間2500軒もの飲食店を食べ歩く美食家としても知られ、自身の体を実験台に痩身研究を重ねながら、爆食しても太らないメソッドを探求している。

寺田昌之さん●47歳、福岡県出身。実業家、美食家、ボディメイクトレーナー。男性エスティシャンの先駆けとして、国内外のさまざまな著名人にボディメイクを指南。その一方で、年間2500軒もの飲食店を食べ歩く美食家としても知られ、自身の体を実験台に痩身研究を重ねながら、爆食しても太らないメソッドを探求している。


「1日7食」生活のきっかけは人体実験!?

20代の頃の寺田さん[左]。

20代の頃の寺田さん[左]。


――「1日7食」食べても太らないとは俄かに信じがたいですが、こうした生活を始めたきっかけから教えてください。


食べ歩き自体は昔から好きでした。20代で地元・福岡から上京するまでは大好きなラーメンばかりを食べていましたね。

もともと食べることが好きでしたが、爆食を始めた理由は、ボディメイクトレーナーという仕事が大きく関係しています。太る原因がわかりやすい方が、痩せる方法も理解しやすいと思って始めたんですよ。いわば人体実験のようなもの(笑)。

20、30代の頃は必ず1日ラーメンを5杯と、それ以外の食事を2食。それもなるべく高カロリーなものを食べていました。今でも1日7食の習慣は続けています。それだけ食べながら生活している方が、太ったり痩せたりっていう体の変化がデリケートにわかりやすいんですよね。

――1日7食、どんなものを食べてるんですか?

日によって違いますが、とりあえず「食べログ」で100名店と言われるようなところはすべて制覇しましたね。

――あ、食べ歩きで7食なんですね。

僕は100%外食です。食事を美味しく味わえる順番を自分の中で決めています。カレーのようにスパイスで味覚が麻痺しそうなものは後に回す。ラーメンならスッキリした淡麗系から食べる。とんかつなど油の多いものも後にするという感じです。あとはお店の営業時間を考えることも大事ですね。



――確かに、7回食事をするのは時間もかかりそうですもんね。すべて完食されるんですか?

絶対に完食します。ラーメン一杯とっても、バランスを考え尽くして作られている。それを半ラーメンで済ませるのは、店主さんにすごい失礼だと思うんですよ。


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