「部長びんびん“美顔・美ボディ”物語」とは……▶︎すべての画像を見る シェイプアップのために早朝ランニングをスタートしたユースケ部長。
長らく「明日からやろう」と先送りにしてきたが、もうそんなことはしない。
なぜならユースケにはモチベーションを保つための秘策があるのだ!
Day 10 WED.
誰かオレに走る理由を訊いてくれ。ガンプのように答えたい。「ただ、走りたかったから」と
Tシャツ8800円、ショーツ1万2000円、キャップ6600円/すべてヒアネス 0120-560-799、スニーカー3万800円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)、腕時計8万2390円/スント www.suunto.com/ja-jp/Support/customer-support
観ると無性に走りたくなる映画がある。例えば、1994年に公開された『フォレスト・ガンプ/一期一会』。昨夜、ユースケはアマゾンプライムで偶然この映画を発見し、すぐさま鑑賞した。
涙でかすむエンドロールを観ながら、「もう明日からなんて言い訳はしない」とつぶやいた。
5時に起床し、近所の公園へ。Tシャツはランニングにも打ってつけな軽い吸水速乾素材。一片の曇りもないブルーは、まるで名画で洗われたユースケの心のよう。
履き慣れたスニーカーで誰もいない公園を走り出す。気分は既に朝のセントラルパークを走るパーク・アベニューの住人だ。
ただ、問題は走るという行為を習慣にできるかどうか。中学生の頃、ジャッキー・チェンの映画を観たら、無性にカンフーを習いたくなったが、しばらく経つとどうでもよくなったことを思い出す。
なんでもロンドン大学の健康心理学者が行った実験によれば、ランニングやダイエットなどカラダに関わる行為を習慣化するために必要な期間は約3カ月。けっこうかかるけれど、大丈夫。
アマゾンプライムの次に観るリストには、モチベーションアップ用の映画をいっぱいリストアップしているから。
次は『炎のランナー』か、『ラスト・オブ・モヒカン』か。そんなことを考えながら、ユースケはランニングコースを颯爽と駆け抜ける。
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