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2022.11.16

ルノーの面白すぎる「近未来EV」。車はNFTになり、ドアも窓もなくなる説。コンパクトカー職人が見る数年後


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ルノーといえば「カングー」をはじめ、「4(キャトル)」や「5(サンク)」といったコンパクトカー作りに定評があるメーカー。

そんな小型車職人の同社が、電気自動車時代においても「小っちゃくて面白い車は任せろ」とばかりに、今年のパリモーターショーで話題をさらった3台のコンパクトカーを披露した。

一見単なるショーカー風だが市販の可能性も!? 早速見てみよう。

コンパクト電気SUVの道を開く一台

ルノー「4エバー トロフィー」

ルノー「4エバー トロフィー」


4(キャトル)といえば、誰もが乗れる安価な実用車を代表する一台。

1961年に誕生すると世界100カ国以上で800万台以上が販売され、都会でも田舎でも、通勤やバカンス、荷物の運搬など、多様な目的に使用されてきた同社を代表する名車のひとつ。

そんな4を、ルノーは「モダンで電気的な再解釈」によって蘇らせた。

水平グリルに丸いヘッドライトが内蔵されたデザインは中期以降の4を彷彿させるものだし、テールライトも4をオマージュした形状だ。



一方で4と違うのは、SUVスタイルだということ。

そもそもこの「4エバー トロフィー」は、4の生産が終了した後に始まった「4Lトロフィー」というラリーの25周年に合わせ、「頑丈で冒険心をくすぐる」ショーカーとして開発されたもの。

だからルーフにスペアタイヤを載せていたり、リアにショベルがくくられたりしているのだけれど、どうやら単なるショーカーでは終わらないもよう。



同社は「将来のルノー5(下記参照)とルノー4のマーケットでの位置付けは、現在のクリオ(日本名はルーテシア)とキャプチャーと同じようなものになる」としている。

また「都会でも田舎道でも安心して走れる、将来のBセグメント電気自動車のSUVへの道を開く」ショーカーだとも言う。

すでに「2025年までに新型電気自動車を10車種投入する」と発表しているルノーだが、4という名は、キャプチャーのようなコンパクトクラスのSUVモデルとして使用される可能性があるらしい。



使用予定の電気自動車用の新しいプラットフォームは、「デザインに妥協しなくていい」というし、案外この感じのまま出してくれそう!?

2025年まで目が離せない。


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