「弊社の看板娘」とは…… 今では当たり前になったシェアオフィス。フロアを複数の企業や個人で共有することで、初期費用が大幅に軽減される。
一方で「シェアサロン」をご存知だろうか。サロン、すなわち美容室としてのスペースに複数の美容師、ネイリスト、アイリストらが入居するという形態だ。
向かったのは表参道。
▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 表参道ヒルズの東端には往時の青山アパートの一部が忠実に復元されている。
そこから目と鼻の先に、目指す「サロンビレッジ表参道店」があった。
地下への階段を降りる。
おお、美容室が現れた。
今年7月にオープンしたばかり。
店内を覗くとーー。
看板娘、発見。
さっそく、ご登場いただきましょう。
「よろしくお願いします」。
こちらは、ファッションが大好きなAiriさん。ゆるっとしたトップスはオーシャンズでも定番の『N.HOOLYWOOD』のもの。この日はメンズライクな感じも意識したとのこと。
彼女が生まれ育ったのは、川下りが有名な福岡県・柳川市。名物はうなぎで、海苔漁も盛んだ。
地元の駅のホームから見える風景。
「田舎町で育ったからか、小さい頃から海や空が好きでした。地元は好きですが、もうひとつ、私にとってパワースポットに当たるのが沖縄。
透き通った海や広い空を眺めているだけで、すごくパワーをもらいます。」
パワーを吸収した宮古島の海と空。
両親ともに厳しかったが、弟が8歳離れていることもあり、幼少期はずいぶん可愛いがってもらったそうだ。
母親との楽しそうな2ショット。
なお、Airiさんが美容師を目指したのは父親の影響だという。
「自宅の一角が理容室で、父が楽しそうに働いている姿を見て育ちました。近所のおいちゃんたちも常連で、すごくよくしてくれたのを覚えています」。
尊敬できる父親との2ショット。
県内の高校に入学すると、ダブルスクールで通信制の美容専門学校でも勉強。高校卒業後の秋に美容師免許の国家資格を取得した。
通信課程は3年以上の課程を修了する必要がある。
やがて上京し、表参道の美容室に就職。約3年間のアシスタント時代を経てスタイリストに昇格した。
「入社当時はスタッフが少ないお店で、右も左もわからない私に先輩たちが親身になって教えてくださいました。お客様と携われる時間が楽しかったですね」。
プライベートも充実してきた。
下は友人の紹介で知り合ったお姉様方。コロナ禍前は毎月のように、このメンバーで集まっていたそうだ。
いつものように4人で食事をした帰りの1枚。
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