今後価値がバク上がり!? お気に入り「シュプリーム」2トップ
仕事を通じて得た見識、出会いによって生まれた気づきを積み重ねた今、改めて手にしたのはナイキとのコラボ作だ。
「ナイキさんとはこれまでにさまざまな取り組みをしていますよね。SB ダンクやアップテンポもそう。ただ、エア フォース 1は数年前までは全然やってなかったんですよ。
こういうプレーンなエア フォース 1は特に。だからこそ、発売されたときはうれしかったです。もうお気に入りすぎて全然履けてないんですけど(笑)」。
まさに“スニーカー好きあるある”である。
「売りもしないですし、ただただ持っているだけ。もったいないんですよね(笑)。自分は基本的にロゴをデカデカと主張するアイテムが苦手なんです。ただ、これはヒールにさりげなく入っているのみ。その慎ましさがツボですね」。
ちなみに、秦さんのシュプリームコレクションの中には、まだまだ今後価値を上げていくであろうモデルも眠っている。
「ヒョウ柄は昔からめっちゃ好きな柄です。ゼブラ柄もパイソン柄も好きですけどね。関西出身だからですかね(笑)。これに関してはもうピンポイントでした。そこまでいやらしさを感じませんし丈感や身幅などのバランスもいい。
2年半ほど前に購入しました。定価は7万円ほどだったと思いますけど、今後はもっと価値が高まるかもしれませんね」。
英国ワークウェアの名門にして3つのロイヤルワラントを持つ実力派とのコラボは、発表当時から大いに話題となった。
アクの強さはご覧のとおりだが、秦さんはそんな強烈な個を纏ったアイテムをサラッと着こなす。
「柄オン柄も、シーンによってはアリだと思います。でも、やはりボトムスで落ち着かせるのが手っ取り早いですよね。しかも、とことんたっぷりなシルエットでトップスに負けないインパクトを確保すれば柄モノを楽しめる余裕が生まれます。
インナーもオーソドックスなプリントTで、プリントはメアリー・J.ブライジのファーストアルバムのジャケットからインスパイアされたものです。たしか『ホワッツ・ザ・411』だったと思います。自分はR&Bが好きなので、このあたりでさりげなく主張しました」。
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