▶︎すべての画像を見る 「帰ってきた完売アウター」とは…… アウターは決して安くない。いきなり少々ネガティブで恐縮だが、今や物価上昇も手厳しく、下手な買い物は絶対避けたいところ。
そんなときに頼れるのが、やはり定番ブランドのアイテムだ。そのうえ完売必至の人気モデルであれば、鉄板中の鉄板なのである。
そんなわけで、ハズレなき人気ブランドの買って損なしアウターを一挙公開。
ロロ・ピアーナ素材を使ったヒット作が今季も登場
[タトラス]
まずはタトラスが誇る定番ダウンジャケット「ドミッツィアーノ」から見ていこう。
16万5000円/タトラス(タトラス コンセプトストア 青山店 03-3407-2700)
男女を問わず人気を集めるイタリアンブランドは、美しいシルエットメイクに定評あり。今作も、身頃の要所にダーツを取り入れることで立体的かつすっきりとしたラインを実現している。
そのうえで、今季は従来に比べて身幅だけ1サイズほどゆったりめに構築。着丈や袖丈は変わらずに、よりリラックスしたムードで着こなせるのだ。
やや長めの着丈はスーツの上から羽織った際にもバランスよく見え、身幅が広がったことで着膨れの心配も解消される。
素材には同じくイタリアに本拠地を置く老舗、ロロ・ピアーナが織り上げた「SUPER150ウール×シルク」の軽量ウールを使い、機能性と見た目の上品さを両立した。
撥水性にも優れ、雨の日だって安心。美しいネイビーカラーも、無性に物欲を刺激する。
カナダの名門が手掛けた日本人向けのダウン
[カナダグース]
冬にうれしいオーバースペックの代名詞「カナダグース」のダウンジャケットは極寒をものともせず、今季もまた遊びの予定ぎっしりの冬男にとって不可欠な相棒となるだろう。
16万5000円/カナダグース(カナダグース ジャパン 03-6758-1789)
ブランドの豊富なラインナップのなかから選んだのは、「シャトー パーカ」のジャパナイズバージョンである「ジャスパー パーカ」。
フード周りのドローコードを省くなどギミックを再度精査し、シルエットもかすかながらスリムに変更。日本人好みになるようにアレンジされている。
とはいえ、とびきりの保温性をはじめとする持ち前のハイスペックは健在だ。
タフで防風性の高いアークティックテックのシェルに、625フィルパワーのホワイトダックダウンを内蔵。フード周りのコヨーテファーは着脱可能で、着用者のライフスタイルに寄り添う。
袖の内側は丈夫なリブニット仕様になり、フロント下部の2つのハンドウォーマーポケットなど合計6つの収納を完備。
背面中央の吊り下げ用グラブストラップにはブランドロゴが刺繍であしらわれ、比類なき強さを背中で語ってくれる。
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