▶︎すべての画像を見る 「リーバイス」は昨シーズン、アーカイブの中でも極めて珍品のひとつ「インサイドアウト 501」のレプリカ(下の写真)を発表した。
“インサイドアウト”という名の通り、本作はデニム生地の裏側(ライトグレー側)を表にしたモデルで、1960年代にリーバイスが自らカスタムメイドした一本。
形はスタンダードながら全然違った雰囲気となっている「501」は、1963年に大ヒット。よって、昨シーズンのレプリカは1963年製をベースに作られている。
で、今シーズン。新たにリリースしたのは「インサイドアウト 501」に対する「ライトサイドアウトモデル」。つまり裏表が正しくなった通常の「501」である。
7万2600円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)
今回も1963年製「501」をベースにしており、標準的な501のストレートレッグに比べてミディアムライズにしているほか、アーキュエイトステッチやレッドタブ、紙パッチなど、オリジナルディテールをすべて備えている。
またデニム生地は、すでに閉鎖してしまったコーンミルズ社のホワイトオークデニムのデッドストックを使用。シュリンクトゥフィットのオリジナルのアイコンを忠実に再現した一本となっている。
表と裏をひっくり返した珍品を、さらにひっくり返した珍々品「501」。数年後、コレクターにはタマラナイ存在になっていることは間違いないだろう。
[問い合わせ]リーバイ・ストラウス ジャパン0120-099-501www.levi.jp