星野リゾート 西表島ホテル 総支配人 細川正孝さん●福岡県福岡市出身。星野リゾート運営前からの小浜島のホテルに勤務し、転籍後は小浜島・西表島・トマム・八ヶ岳のリゾナーレブランドを経験し、2019年に西表島ホテルへ、2021年6月から総支配人。スタッフの働きやすい環境づくりがモットー。3人の子育ても頑張る育メン。
当記事は「星野リゾート」の提供記事です。元記事はこちら。 2021年7月、奄美大島、徳之島、沖縄島北部とともに世界自然遺産に登録された西表島。島の90%が亜熱帯の原生林で覆われ、イリオモテヤマネコをはじめ絶滅危惧種も生息するなど、その生物多様性が魅力。日本における「エコツーリズム」先駆けの島で星野リゾートが掲げるリゾートの在り方とは。
星野リゾート 西表島ホテル 総支配人 細川正孝さんに話を聞いた。
西表島全体をリゾートと捉えるエコツーリズム
西表島ホテルへは上原港からシャトルバス送迎で約10分。ジャングルとビーチの絶景に恵まれる西表島ホテル。
2021年4月に「星野リゾート 西表島ホテル」は、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指すことを発表しました。島の自然環境を保護し、持続可能な観光の仕組みを作るため、2021年春から、次の3つの取り組みをスタートしています。
「1.エコロジカルなホテル運営」「2.島の魅力と価値を感じるネイチャーツアー」「3.イリオモテヤマネコの保護活動」です。
自然保護は島全体のこと。私たちは西表島全体をリゾートと捉えたエコツーリズムを進めていきます。島の資源について深く学び、保護・活用して事業にしていくことで、地域に貢献できると考えています。
そのために、ひとつひとつ着実に実績を重ねられるように努力します。
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