OCEANS

SHARE

③ 極地もへっちゃらなタフさを搭載




続いて「屋外アドベンチャー」。ダイヤルと中央のデジタル表記を同時に見れるよう、コンパスアプリケーションをアドベンチャー仕様にアップデートしている。

デジタルクラウンを回すことで、高度、傾斜、緯度、経度といった冒険に欠かせない情報を瞬時に表示できるほか、インターフェイスを赤く光るナイトモードへ切り替えることで暗闇でも抜群の視認性を発揮する。

 
装着時は−22℃から55℃までの環境下で使用できるなど、極地での使用を想定したタフさも相当なもの。

同時に興味深いのは、こちらも僻地での緊急時を想定した警報機能だ。


オレンジのアクションボタンを長押しすることで86デシベル(まあまあ大きな音)のサイレンが鳴り、居場所を知らせてくれるというもの。あくまで緊急用だが、いざというときあると心強い機能だ。

④ 水中での操作性も抜群に向上


最後は、サーフィンはもちろん、スキューバダイビングからウィンドサーフィンまで対応する「ウォータースポーツ」。こちらもWR100の耐水性能をベースに、ダイビングの技術標準規格「EN13319」に準拠した本格派だ。
 
潜水と同時に「水深」アプリケーションが自動で稼働し、水深、水温、水中滞在時間、最大水深(40mまで)を表示。水中でも感覚的な操作が損なわれることはない。
 
さらに、今後配信が開始される新しい「Oceanic+アプリケーション」では、ダイブプランやわかりやすいダイビング指標、浮上速度、安全停止ガイドなどなど、さまざまな機能が備わっている。



スポーツも普段使いもスマートにこなせる“らしさ”を残しつつ、あらゆるアクティビティに対応する本格機能を1本に集約した。

これぞまさに究極のアップルウォッチだ。

沼尾翔平=写真 外山壮一=文 

SHARE

次の記事を読み込んでいます。