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2022.10.24

ライフ

誤解だらけの西野亮廣。“詐欺師”と呼ばれた男がそれでも自分を信じた理由


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「詐欺師」「宗教」「何かうさんくさそう」――。

そんな言葉で揶揄され、バッシングや炎上を幾度となく経験してきたお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣さん。今でこそ風向きも変わり、お笑いの世界でも「西野イジり」の風潮は収束を見せつつある。

が、世間一般には過去のイメージも根強く残る。

西野亮廣●お笑い芸人キングコングのツッコミ。絵本作家。日本最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」主宰。

西野亮廣●お笑い芸人キングコングのツッコミ。絵本作家。日本最大級のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」主宰。


では、本当の西野亮廣とはどんな男なのか。「過去のことばかり話すのは嫌ですね」と前置きしつつ、ここまでの軌跡を振り返る西野さんの言葉は、今もなお熱を帯びていた。

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芸人を目指したきっかけは好きな女の子の存在



「エンタメで世界を獲る」と宣言している西野さんだが、そもそも芸人を選んだ理由は何だったのか。

「小学2年の頃、クラスに好きな子がいたんですよ。でも、話しかけることが全然できなくて。何とかならないかなと思っていたときに、テレビで『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』が放送されたんです。それがむちゃくちゃ面白くて。

翌日に学校でカトちゃんケンちゃんの真似をしたんですよ。そしたら、ものすごくウケて。大好きだった子からも話しかけてもらえたんです。その経験がもう衝撃で、芸人さんという仕事があるんだと。他の職業に浮気をすることなく、高校卒業後にNSC(吉本総合芸能学院)に入りました」。

「当時は大好きな芸人ばかりだった」と話す西野さん。カトちゃんケンちゃんの他に、とんねるず、ダウンタウン、ナインティナイン、千原兄弟、FUJIWARA、そして好きだったバラエティ番組として『吉本超合金』の名前が挙がった。


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