Jason Halayko / ESPN Images
当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。 8月15日にアメリカ・ワシントン州シアトルにてスケートボード世界最高峰のプロツアー、SLS(Street League Skateboarding)第2戦が開催されました。
男子では堀米雄斗が優勝し、先月行われた第1戦に続いて大会2連覇を達成しました。女子決勝では西矢 椛選手が3位、織田 夢海選手が4位と、日本人選手が世界のスケートボードの舞台で多くの結果を残しています。
昨年の東京五輪や、今年開催されたX Games Chiba 2022で日本人選手の目覚ましい活躍からスケートボードの人気はうなぎ上り。
メディアへの露出も各段に増えていますが、「ストリートリーグ」と耳にしてもイマイチどんな大会が知らない人も多いのではないでしょうか?
ということで今回はストリートリーグの成り立ちから解説します。次からスケートボードの観戦がより楽しくなるかも!
ストリートリーグ(SLS)とは!?
ストリートリーグ スケートボーディング (以下:SLS) とは、2010 年にプロスケートボーダーのロブ・ディルデック / Rob Dyrdek によって設立された世界最高峰の国際的なプロツアーです。
設立から約12年たった今も、SLSはスケートボード・ストリートを若い世代中心に世界中で有名な競技/カルチャーとして根付かせ、発展させています。
SLSはスケートボードの資格制度と競技フォーマットのパイオニアとして、アマチュアからプロへの道を提供し、世界各地で大会を開催しています。
誰でもエントリーすれば出場できる大会ではなく、出場権を得るために世界大会や、出場権が懸かった大会での優勝実績を積まなければいけない招待制の大会となっています。会場は世界中の主要都市にあり、特注のユニークな会場でトップスケーターたちがタイトルをかけて競い合います。
毎年、世界各地を巡るワールドツアーが開催され、各大会の総合順位上位者が決勝大会に進出します。その決勝大会の成績でシーズンの優勝者が決まる仕組みとなっています。
まさに出場する事がトップスケーターの証となる世界最高峰のグローバルコンテストですが、過去の大会では堀米 雄斗はじめ、2019年には西村 碧莉がSLS World Championshipで優勝を果たすなど、日本人選手も結果を残して世界一の称号を掴んでいます。
現在、日本人選手・男子のシーズンランキングは1位 堀米 雄斗、3位に白井 空良。女子では3位 織田 夢海、4位に西矢 椛、と日本人選手が優勝を狙える上位につけており、どの選手の活躍にも目が離せません。
そんな世界中が注目する次戦のSLS 第3戦は10月8, 9日(現地時間)にネバダ州のラスベガスにあるUFC Apex Arenaにて開催されます。多くの個性あふれるスケーターに注目してご覧ください。
そしてSLSのYouTubeチャンネルからは過去大会の視聴が可能です!ぜひこちらも合わせてご覧ください。よりスケートボードが好きになること間違いなし!
2022 SLS Seattle Men’s FINAL / YouTube