②情動焦点型
「辛抱耐え男」覚醒。ポジティブ思考でココロを健康に。
キーワードは「リフレーミング」情動焦点型の代表的なメソッドがリフレーミング。これは認知的再評価型コーピングとも呼ばれ、上司から難しいタスクを課された場合、「自分は期待されている」「スキルアップできる」「失敗が今後の糧になる」といったように、ポジティブな点を見つけ、そこにフォーカスすることが重要である。
ネガティブ思考に陥らないようにするには、誰かに相談して客観的な意見を求めるのも有効だ。
具体的な対処行動チェックリスト
・難しい仕事は期待の表れと考える
・「〇〇しかない」ではなく「まだ〇〇もある」と捉える
・「やり直せ」はより優れたものを作る再チャンス
・自分の短所をポジティブワードに変換してみる
③解消型
「辛抱耐え男」爽快。怒りをぶつけてリフレッシュだ。
キーワードは「発散行動」好きなスポーツや趣味に打ち込むことでストレスを発散し、解消するという気晴らし型のコーピング。おすすめはスポーツ。脳の血流が活性化されることにより、セロトニンの分泌量アップも期待できる。
また、カラオケを歌うことでも副交感神経が優位になるという研究結果が報告されている。飲酒や買い物にもストレス解消効果はあるが、依存症にならないよう注意が必要だ。
具体的な対処行動チェックリスト
・カラオケで熱唱する
・好きなスポーツに熱中する
・趣味に没頭してストレスを忘れる
・友人と笑って騒ぐ
・とにかく走る
・長時間ぐっすり眠る