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2022.09.10

ニュース

シチズン「サーモセンサー」復刻で、人気セレクトが続々別注! ディテールの違いを徹底比較

[左]3万4100円、[右]3万3000円/シチズン https://citizen.jp

[左]3万4100円、[右]3万3000円/ともにシチズン https://citizen.jp


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今さらマジメに語ることでもないけれど、いい時計は時を超える。間違いない。それは何も高級な機械式に限らず、カジュアルウォッチも同様。

この度復刻されたシチズンの「サーモセンサー」はその代表格であり、ファッション界から向けられる熱視線が何よりの証拠だ。



「サーモセンサー」とはその名のとおり、温度計測機能を搭載した世界初の時計。元祖の発売は1982年の11月だから、奇しくも今回のリバイバルは誕生40年のアニバーサリーとなる。

当時あまりに画期的だったこのアナデジウォッチ。何せ温度が測れるのだ。しかも、アラーム時刻に対応した温度メモ機能すら併せ持つ多機能ぶり。高い利便性はもちろん、昭和の時代の時計に温度計の役割を持たせたアイデアと冒険心で心を打つ、真なる名作である。

そして忘れてはいけないのが、秀逸なデザイン。

ビス留めされた立体的ベゼルを持つスクエアケースの内側上半分にふたつのアナログダイヤルを配置し、下半分のにぎやかなデジタル表記と絶妙なバランスを形成する。まさにレトロフューチャー、モダンクラシック。

1983年当時の「サーモセンサー」。

1982年当時の「サーモセンサー」。


今回の復刻にあたっては1982年当時のモデルをベースに多くの人気セレクトショップがコラボしているが、そのどれもがオリジナルの面影を強く感じるもの。

そもそも完成度の高いデザインゆえに、さりげないアップデート、つまりは微差にこそセンスが表れるのだ。それではコラボ作を見ていこう。

ビームス別注「サーモセンサー」

文字盤はビームスお得意のスケルトン仕様。[左]34100円、[右]35200円/シチズン×ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)

文字盤はビームス得意のスケルトン仕様。[左]3万4100円、[右]3万5200円/ともにシチズン×ビームス(ビームス 原宿 03-3470-3947)


ビームスとのコラボレーションは2モデル用意され、オリジナル同様にシルバーとブラックを基調とする。アイコニックな別体ベゼルも踏襲。

そのうえでケースとブレスレットをそれぞれ逆の配色にして、王道デザインに遊びを加えた。

ビューティ&ユース別注「サーモセンサー」


3万5200円/シチズン×ビューティ&ユース(シチズン https://citizen.jp)

3万5200円/シチズン×ビューティ&ユース(ビューティ&ユース http://faq.united-arrows.co.jp


ビューティ&ユースからは、オールブラックの別注がお目見え。

ケース、ブレス、文字盤すべての色を統一することで、時計本来の立体的な陰影がより際立っている。

都会的な印象は言うに及ばず、装い全体としてダークトーンの割合が増えそうな秋冬はいっそう頼りになりそうだ。

ジャーナル スタンダード別注「サーモセンサー」

3万4100円/シチズン×ジャーナル スタンダード(ジャーナル スタンダード 表参道 03-6418-7961)

3万4100円/シチズン×ジャーナル スタンダード(ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店 03-6434-1097)


文字盤にグレーカラーを用い、ブラック&シルバーの外装と調和を持たせたのがジャーナルスタンダードのエクスクルーシブモデル。

それ以外はほとんど手を加えないという潔さが心地良く、古くからの「サーモセンサー」ファンも大満足の仕上がりといえるだろう。


その他、人気時計店「オンタイム・ムーヴ」「チックタック」とのコラボモデルもラインナップ。発売はすべて10月6日(木)から。

ただしすでに先行予約が始まっているので、気になる方は即クリックすべし。


[問い合わせ]
シチズン
https://citizen.jp 

ビームス 原宿 

03-3470-3947

ビューティ&ユース
http://faq.united-arrows.co.jp


ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店 
03-6434-1097


増山直樹=文

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