1980年代に発売され、国内外で人気を博したシチズンの「アナデジテンプ」。スクエアフェイスが一般的だが、実は短期間だけ海外で丸型が存在した。
“幻の名作”とまで言われたその1本は昨年待望の復刻。そして今年、時計ショップのオンタイム・ムーヴが早速別注オーダー。それがめちゃくちゃ格好いいのだ!
どこか垢抜けない表情が独特だが、なぜかソリッドな印象も受ける。ただの丸いアナデジではない存在感を持つのが、本別注の特徴だ。
まず配色。採用した赤、緑、青は、同時期にシチズンが展開していた「スポルテ ウインドジャック」というデジタルウォッチをサンプリングしたもの。わかる人には確実にツボるツウなあしらいだ。
そして、アナデジテンプの代名詞ともいえる、アナログとデジタルを組み合わせたメカニカルなデザインはもちろん健在。
クロノグラフやアラーム、温度計、カレンダーといった実用的な機能は搭載しつつも、オリジナルより文字盤やベゼルの文字表記を減らし、スッキリとした見た目に仕上げた。
結果、レトロなニュアンスを漂わせつつも、洗練された雰囲気を醸し出している。
カラバリは爽やかな印象の白と、クールな黒の2色を展開で、現在既に販売中。各色250本限定なので、早めにチェックしたいところ。
別注のアレンジでよりスタイリッシュに生まれ変わった丸いアナデジテンプ。レア度は間違いなく高いので、再び“幻の名作”と呼ばれる前に、ぜひ!
[問い合わせ]オンタイム渋谷ロフト店03-5458-3076ONE-HALF=文