▶︎この記事の画像ギャラリーを見る 7月某日。東京・下北沢にあるカレー&ギャラリー「サンゾウ トーキョー」が何やら賑わってるじゃ〜ありませんか。
そこにはお馴染みの、面白いこと仕掛け人・種市暁さんの姿が。今日もTシャツにビーサンのさらりとした“種カジ“ファッションで登場。
おや? そのTシャツ。胸元に“LISTEN TO”の文字が。
と、そこへOCEANS Web編集長の原®の姿も。何やら子供みたいに無邪気にはしゃいじゃって。って、原®も種市さんと同じTシャツを!
むむむ。今度は小柄な女性がラジカセなんか担いで「サンゾウ トーキョー」へ。しかも、種市さんと原®と同じTシャツを着て……。
前代未聞の掛け合わせ「落語×咖喱」
実はこのTシャツ、7月16日(土)から「サンゾウ トーキョー」で始まった「落語×咖喱」のイベントを記念して作られたもの。
フロントには“LISTEN TO RAKUGO”、バックには“丸に左三階松”の家紋をプリント。裾にはサンゾウ(三匹の像)の刺繍が施される。
Tシャツのほかに、バッグと湯呑もラインナップ。すべてのアイテムに“LISTEN TO RAKUGO”と立川流の定紋である“丸に左三階松”、そして三匹の象(サンゾウ)のロゴがあしらわれている。
Tシャツとバッグはセット販売。サンゾウ寄席セット7700円/サンゾウ トーキョー 03-5738-7744
湯呑1650円/サンゾウ トーキョー 03-5738-7744
湯呑1650円/サンゾウ トーキョー 03-5738-7744
ここでピン!ときた人はなかなかの落語ツウ。
そう、先程の小柄な女性は落語立川流の二ツ目、立川こはるさん。立川談春を師匠に持つ、女流落語家である。
立川こはる●たてかわこはる。立川談志が創設した落語立川流の二ツ目。師匠は立川談春。伝統をしっかり受け継ぐ古典落語を得意とする。数少ない女流落語家として活躍し、独演会も多数開催。地元は港区青山というシティ派な側面も。
カレーを食べながら気軽に落語が楽しめる“サンゾー寄席”
イベント期間は8月14日(日)まで! 「サンゾー寄席」の文字は立川こはるさんの手書き。
過去の
記事でも紹介したように、「サンゾウ トーキョー」はカレー店でありながら、何か面白いことを発信する場でもある。今回は“寄席”としての場に。
実は、もともと原®の落語好きが高じてスタートした企画(だから、あんなにはしゃいでいたというワケ)。日本の伝統芸能である落語の面白さをもっとカジュアルに楽しく共有できる方法はないかと考えていたときに、種市さんとの雑談の中から形にしていき、最終的には立川こはるさんの協力により実現。
店内に並ぶ落語に関する本や雑誌、ポスターなどは原®の私物。ティーンの頃に立川談志に心酔し、落語にハマったそう。
この日、立川こはるさんは『権助魚』『寿限無』『真田小僧』の3つの演目を披露。
これら3つの演目を収録したムービーは、イベント開催期間(8月14日(日)まで)、「サンゾウ トーキョー」にて観る(聞く)ことができる。
ライスカレーを食べながら、聞く落語。なんだか少し、粋だと思いませんか?
コラボアイテムは「サンゾウ トーキョー」のECサイトから購入可能
Tシャツはパープル、ターコイズ、オレンジ、ネイビー、ホワイト、ブラックの全6色展開。バッグがセットになったサンゾウ寄席セット7700円、湯呑1650円/ともにサンゾウ トーキョー 03-5738-7744
さてさて、今回のコラボイベントアイテムは本日7月20日(水)より、「サンゾウ トーキョー」の
ECサイトにて販売がスタート。
家元、立川談志は「落語とは人間の業を肯定することにある」と言った。
仕事に、家族に大人になればいろいろあるけれど、
“LISTEN TO RAKUGO”[答えは(きっと)落語の中にある]。
まだ落語を聞いたことがない、という人はぜひ「サンゾウ トーキョー」の門を叩いてくださいませ。
[店舗詳細]SANZOU TOKYO住所:東京都世田谷区北沢3-19-20 reload 1-7営業:11:30〜20:30電話:03-5738-7744