グローバルサイトとしてローンチ。日本語を選択すると日本版が閲覧できる。
▶︎すべての画像を見る 韓国最大級のショッピングサイト「MUSINSA(ムシンサ)」が日本に上陸!
2001年にスタートした同社は今や韓国で知らない人はいないほどの巨大ファッションプラットフォームだが、それがそもそもオーシャンズな男たちにどんなメリットがあるのか、探ってみよう。
韓国でMUSINSAはメディアであり、ショップである
MUSINSAの特徴は、ショッピングサイトでありながらも、
・メディア的役割の兼任
・自社ブランドを持つ
という点だ。
自社ブランドである「MUSINSA STANDARD」の路面店は、若者の街である弘大(ホンデ)に引き続き、2022年7月1日に大人の街、江南に2店舗目がオープン。初日から入場のための行列が続き、3日間で約8千人が来客したといわれている。
日本と違ってファッション誌が皆無に近い韓国だが、MUSINSAはメディア的な役割も担っていて、サイト及びアプリを開くと「Magazine」というカテゴリーがあり、オリジナル記事が読めるようになっている。
オンラインとオフラインでコンテンツを発信している。
さらに「TV」というカテゴリが存在し、YouTubeとリンクして動画配信にも積極的。まさにオンラインのセレクトショップとメディア機能を兼ねたプラットフォームなのだ。
先日ローンチされた日本版には、本国サイトにあるランキング、マガジン、イベントのような豊富なカテゴリはまだないものの、今後追加されるのではないかとも思われる。
また、BTSの所属事務所「HYBE(ハイブ)」の日本レーベル主催のオーディション番組「&AUDITION-Howling」関連サイトは日本版にだけ存在し、番組内でメンバーが着用したアイテムを購入できる。よりローカライズされた仕組みになっていくようだ。
本国MUSINSAの看板役、ユ・アイン。日本では誰が?
韓国では日本以上に俳優やアイドル、スポーツ選手など、有名人の影響力が強く、トレンドを牽引する存在でもある。そのため、アパレルブランドでも、ファッションモデルではなく芸能人がイメージモデルを務めることが多い。
MUSINSAも人気俳優のユ・アイン( ※Netflix『地獄が呼んでいる』で宗教団体の議長役で主演を務めた事で記憶に新しい)が継続してその役を努めている。
私服もお洒落で俳優としての演技力も高く評価されている彼のイメージがMUSINSAの魅力をアップさせているのは間違いない。
グローバルストアのひとつとしてローンチした日本版では今のところ“看板役”は見当たらないが、今後の展開に注目したい。
スポーツ、ブティック、ゴルフなどを含む6カテゴリーの専門館の新たなミューズでもあるム・アイン。MUSINSA TVでは無限に変化をとげるバーチャルヒューマンとして『イカゲーム』で一躍有名になったチョン・ホヨンと共演したショートムービーもアップされている。
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