オモチャ感覚で楽しい「フォーツーカブリオ」
スマート「フォーツーカブリオ」(2007年10月〜2015年9月)。中古車価格は約45万円〜210万円。
全長3mに満たないマイクロカーってだけでも楽しそうなのに、屋根まで開くのがこの車だ。
スイッチひとつで幌を降ろせるし、左右ドアの上に残ったフレームも取り外すことができる。小さいけれど、運転席より助手席が後ろに下げられているので、窮屈感も感じない。
インテリアは見た目同様ポップで、車というよりオモチャのような、あるいは原付みたいだけど雨風がしのげる乗り物のような感覚が、今となっては新鮮だ。
手頃に水平対抗を味わう「ボクスター」
ポルシェ「ボクスター」(1996年10月〜2004年11月)。中古車価格は約80万〜470万円。
911はもはや雲上価格だけれど、同じく水平対向6気筒を搭載するボクスターはまだ狙われていない様子。
911との違いは、911よりエンジンをちょい前に搭載し、後輪を駆動させるミッドシップレイアウトと、電動ルーフ(幌)を備えていること、排気量が少し小さいことくらい。
走らせればやっぱりポルシェって最高!となる。それがこの価格で狙えるなんて、今のうちかも!?
屋根開きがキャラに合う「500C」
フィアット「500C」(2009年9月〜)。中古車価格は約35万〜385万円。
みんな大好きなチンクエチェント。その屋根開きモデルが500Cだ。
あのルパン三世だって(先代だけど)屋根開きチンクエチェントに乗っていたんだから、この車のキャラに合うのはやはり、屋根開きじゃないか。
ボタンを押すとルーフがパタパタと折り畳まれながら開いていく。
そのさまは、屋根開きのスポーツカーなどと違って牧歌的。ちっとも速くないし、ギアチェンジにクセがあっても、屋根を開けたら「ま、いっか(笑)」と思えるはずだ。