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2022.07.09

ファッション

人気ラグジュアリーブランドから選出。味ある大人に相応しいレザージャケット6選



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味のある男はレザージャケットが似合うというのは既報の通り。では、大人見えする“レザー”の条件とは何か? 上質な素材。ベーシックなデザイン。今の気分を少し。

その名回答を持ち合わせた、ラグジュアリーブランドの傑作を6着、紹介する。

「ルイ・ヴィトン」

 

61万6000円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854


まるでシルクのように滑らかで柔らかい、上質なカーフレザーを使用。胸ポケットのファスナーとその下に施された刺繍、そして襟のドローコードがデザインのアクセントになっている。

両袖は素材を切り替えており、リサイクル素材のテクニカルファブリックを採用。ラグジュアリーでありながら、未来的な雰囲気も感じさせるレザーブルゾンである。

「ジョルジオ アルマーニ」

 

95万7000円/ジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)


スポーティで、上質で、艶がある。そんな大人のためのレザージャケットを探していたら、こんな一着に出合った。

素材は羊革のスエード。ヘリンボーン織りのように見えるのは特殊なプリント加工によるものだ。実際に触ってみると凹凸があり、見る角度により色みが変化し、独特のニュアンスを醸し出す。

街に出て、颯爽と歩きたくなるじゃないか。

「セリーヌ オム バイ エディ・スリマン」

 

59万4000円[予定価格]/セリーヌ オム バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン 03-5414-1401)


憧れを込めて言えば、昔見たムービーフィルムの男たちのようにレザーを着たい。ベニチオ・デル・トロか、ヴィンセント・ギャロか。スタイリッシュだけどナイーブ。

そんなイメージにぴったりなのが、このラムスキンのブルゾンだ。光沢のある黒い革。レトロなステッチワーク。単に格好いいだけじゃない、独特の哀愁を感じさせる一着に仕上がっている。

「プラダ」

 

51万7000円[予定価格]/プラダ 0120-45-1913


目を奪われるのはその美しいグリーンカラーだ。「レザーは茶か黒」という凝り固まった思考をほぐし、改めてファッションを楽しむ気持ちを後押ししてくれる。

素材は柔らかなナッパレザー。この質感も作用し、シャツのようでもあり、コーチジャケットのようにも思える。シンプルだけど複雑。プラダというブランドを体現するレザージャケットなのだ。

「ディオール」

 

35万2000円/ディオール 0120-02-1947


スエードブルゾンはその色によって印象が変わる。ネイビーなら育ちの良い感じ。金茶ならラギッドな感じ。ではこんなクリームカラーは?

デザインはきわめてシンプル。フロントテープとサイドポケットにちらりと見えるロゴが唯一のポイントだ。控えめだが遊び心がある。つまり、どこまでも都会的な印象を醸し出すスエードブルゾンなのである。

「メゾン マルジェラ」

 

35万2000円/メゾン マルジェラ(マルジェラ ジャパン 0800-000-0261)


レザージャケットの魅力はその佇まいにある。優美なもの。飄然としたもの。武骨なもの。

では、メゾン マルジェラの「'5 Zip' ライダース」からはどんなイメージを受けるだろうか?黒と銀。重厚感のあるゴートレザーとフロントのジッパーデザインだけで表現された、凛々しいレザーだ。

我々もこの一着のように、背すじが伸びた凛とした姿でありたい。

MACHIO、清水健吾=写真 菊池陽之介、星 光彦=スタイリング 加瀬友重=編集・文

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