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破れたらリペアサービスも!


漁網がリサイクルナイロンにリサイクルされるまでの過程をデザインした今年限定のバギーズ


バギーズショーツは毎年、新デザインが店頭に並ぶ。今年はネットプラスの製品化を祝い、漁網がリサイクルされる過程をプリントした新作も加わった。

「売切れたらもう手に入らない」というコレクター心をくすぐる展開だが、パタゴニアのスタッフは口を揃えて「本当に必要ですか?」と不思議なことを言う。

「毎シーズン新しい色や柄が出るので、楽しみにしていただけるのはうれしいことですが、必要なものだけ買ってください、というメッセージもパタゴニアは打ち出しています。

本当に丈夫なので、同じ1枚のバギーズを10年、20年はいているスタッフはざらにいます。僕もこの12年で2枚で足りています。タンスの肥やしになるのは悲しいので、本当に必要な分だけ買ってもらいたいと思っています」。


実際にリペアに持ち込まれたショーツ。破れた部分に内側から補強する素材をあて、ミシンで縫い付けている。「ガチャガチャしたこの線が、パタゴニアではプレミアになるんです」。


どれだけタフでも使い方によっては破れたり、穴が開いたりすることはもちろんある。そんな場合でもすぐに捨てず、パタゴニアのリペアサービスを使ってほしいという。

「長く使ってほしいので、パタゴニアのどの製品に関しても、破れたり、壊れたりしたら、ほぼ実費で修理しています。店舗に持ち込む方法もありますが、ウェブから申し込んで郵送することもできます。ぜひ活用してください」。


はけなくなるまで、とことんはく。リペアサービスを活用して半永久的に使えるなら、とんでもないコスパの高さである。

さらに、衣類の寿命を延ばすことで、炭素排出や水の使用のフットプリントの削減にもつながるというのだから、誰得ならぬ、皆得である。

佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文

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