料理用オイルをスプレーできるって、どういうこと?
▶︎すべての画像を見る キャンプに料理用の油は必須。でもキャップがずれるとベトベトになるし、小さいボトルに詰め替えもしにくいし、持ち運びに不便なのが難点。
そこに目をつけた和歌山のカルト的アウトドアショップ「オレンジ」が、こめ油の国内トップシェアを誇る食品メーカー「築野食品工業」とコラボ。なんと、スプレー式の国産こめ油を作ってしまった。
国産こめ油スプレー「ライスブランオイルスプレー」(3本3280円)。現在クラウドファンディングで注文受付中。プロジェクトページはコチラ。
これまでにありそうでなかったスプレータイプの油だが、中身を知ると、想像以上にメリットが多いことがわかる。簡潔にまとめたので見ていこう。
① 料理が楽!
1秒あたりの油の吐出量は約1.4g。油の量を必要最低限に抑えられる。
フライパンにシュッとふきかけるだけで、刷毛やキッチンペーパーでいちいち伸ばすことなく全体に均一に油がひける。例えばホットサンドを焼く際も、これを使えばきれいな焼き目に仕上がる。
こんがり焼き目が付いたホットサンド。美味しそう……。
② 油を出しすぎる心配がないからカロリーカットにも!
油が“出すぎない”は健康に配慮したいオーシャンズ世代にはありがたいポイントだ。しかもこめ油はビタミンEが多いときたもんだ。
各種、食料油のビタミンE含有量をまとめると、圧倒的にこめ油が秀でている。
また、出しすぎた油を無駄に排水溝に流してしまうこともない。いいこと尽くし。
③ 一般的な油より相当長持ち!
たまのたこ焼きにも。あの“油”を用意しなくていいのは助かる。
油は空気に触れると酸化が急速に進むため、開栓後は1~2カ月で使い切る必要があるが、スプレーに入っているこめ油はそもそも空気に触れていないので、賞味期限は製造よりなんと2年間!
スプレーだから液漏れもしないし、軽量・スリムで持ち運びやすい形状なのもアウトドア向きだ。
④ 用途がめちゃくちゃ幅広い!
サラダにシュッ(ドレッシング感覚で)。
焼きおにぎりにシュッ(激ウマおこげをつけよう)。
使い終わったダッチオーブンのお手入れにシュッ(シーズニングですね)。
スプレーだから、あらゆるシーンでとにかく使いやすい。しかも米ぬか由来の栄養成分をたっぷり含んだ天然の国産こめ油だから、子供が食べる料理にも安心して使えそうだ。
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と、メリットばかりで、まさにキャンプ革命を起こすであろう、こめ油スプレーは現在、クラウドファンディングサイト「マクアケ」で応援購入できる。
この商品を作った「オレンジ」といえば、奇跡の万能調味料として大人気のアウトドアスパイス「ほりにし」の生みの親。
その社長が、自身の経験からキャンプのときに「あったら絶対便利!」だと思って作ってしまったそうだが……確かにこれは……新たなブームになりそうな予感!
[問い合わせ]アウトドアショップ「オレンジ」0736-20-1329