11万5500円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854
▶︎すべての画像を見る ルイ・ヴィトンが創業以来掲げる普遍的テーマ、旅。そのエレガントで情熱的なエッセンスを伝える魅惑のドライビングシューズがリリースされた。
手掛けたのはもちろん、メンズ アーティスティック・ディレクターを担った故ヴァージル・アブローだ。
2019年から癌と戦い続けていたという彼が天国へと旅立ってしまったのは、昨年末のこと。信じがたいニュースはファッション界のみならず、世界中の人々を驚愕させた。
本作「LVドライバー・ライン ローファー」は、ルイ・ヴィトンとして発表される、彼の最初で最後のドライビングシューズとなる。
各11万5500円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854
まず目に止まるのが、アッパー全面に施されたお馴染みのモノグラムだ。
アイコニックなモチーフを惜しげもなく散りばめることで、本来ドライビングシューズが持つ旅の因子がひときわ輝いて見えてくる。
グレインカーフレザーは艶やかに5色がスタンバイ。各11万5500円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854
そして、ヴァージル・アブロー的な色彩のアプローチも見逃せない。
シボ感の美しいグレインカーフレザー5型、滑らかなスエードカーフレザー2型の計7型、そのすべてでカラーバリエーションを変更。
スエードタイプは、ネイビーとモカが揃う。各11万1100円/ともにルイ・ヴィトン 0120-00-1854
時に鮮やかに、時にシックに。まるで優雅な旅の多様性を象徴するかのごとく、このドライビングシューズが支えるスタイリングの印象は変幻自在だ。
11万5500円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854
アクセルペダルや街のアスファルトを踏むアウトソールにも工夫が凝らされ、防滑性能を高める溝にブランドを代表するモノグラム・フラワーのデザインを採用。
色はシューレースを飾る先端部とリンクさせることで、心地良いリズムを生んだ。
また、インソールのないチューブ型の構造をとるチューブラー製法により、しなやかな履き心地と軽さを実現。モカシンのキモとなるヴァンプは手作業によって作られるなど、実用面やディテールも隙なし。
稀代のアーティスティック・ディレクターによるモダンなセンスが香る一方で、老舗メゾンの矜持が確かに共存する点も本作の特長といえるだろう。
旅にはいつか終わりが訪れ、また新しい旅が始まる。だからこそ今、こんな靴と旅に出たいと思うのだ。
[問い合わせ]ルイ・ヴィトン0120-00-1854