グルテンフリーの食生活に、主原料が麦芽であるビールは大敵だ。もちろんグルテンフリービールはあるが、その味わいはというと……な〜んか物足りないものが多いのも事実。
そんななか、サンディエゴから、めちゃ旨なグルテンフリービールを造る「ダックフットブリューイング」が日本に上陸する。
他のグルテンフリービールと何が違うのかというと、まず“生まれ”が違う!
「ダックフットブリューイング」が拠点を構えるサンディエゴは、150以上のブリュワリーが存在することから、“クラフトビールの聖地”とも呼ばれる場所。
味にうるさいクラフトビール通を納得させたどころか、サンディエゴの大会やアメリカ最大のビールの祭典「グレートアメリカンビアフェスティバル」でも受賞するなど、その味わいはお墨付きだ。
で、“生みの親”の本気度も違う。
「ダックフットブリューイング」はニューヨーク出身で大のビール党だったマット・デルべッチオが、ビールにも含まれるグルテンに異常反応を示すセリアック病にかかったことをきっかけに誕生。
「大好きなビールをもう1度楽しみたい!」というマットの強い思いを実現すべく、味の決め手となるホップや素材の選び方にこだわり抜き、作られた。
色々なテイストが楽しめるよう多種多様なラインナップを取り揃え、一般的なビールの“代替品扱い”などというポジションの遥か上をいく。
「ダックジラ」各1131円(473ml)/ダックフットブリューイング(ナガノトレーディング www.antenna-america.com)
こちらは、濁った見た目が特徴の「ダックジラ」。柑橘や松の新芽のようなアロマが香るシグネチャー的存在で、柔らかな味わいが万人ウケしそうだ。
「ドリンク ディス オア ビーズ ダイ」1052円(473ml)/ダックフットブリューイング(ナガノトレーディング www.antenna-america.com)
2本目は、地元のはちみつを加えることで発酵を促進したゴールデンエール。ホップの柑橘系の香りとドライなフィニッシュで、するすると飲めてしまう印象。
このビールの売り上げの一部をミツバチの保全活動団体に寄付するなど、サステイナブルな取り組みを行っているのもさすがだ。
「クーク スラムズ」1147円(473ml)/ダックフットブリューイング(ナガノトレーディング www.antenna-america.com)
「海から上がったサーファーが、今日の波を思い返しながら楽しむビール」がコンセプトというオーシャンズ読者にはタマラナイ1本が「クーク スラムズ」。
フルーティで爽やかな喉越しにハマるが、缶に描かれたサーファーのようにグビグビと飲みすぎないようご注意を。
「ザ ルッカー」864円(355ml)/ダックフットブリューイング(ナガノトレーディング www.antenna-america.com)
インパクトある缶のデザインもさることながら、ビスケットのような香ばしさと、カスケードホップのフローラルでジューシーな味わいがクセになりそうな「ザ ルッカー」。
もはや、グルテンフリーなどということを忘れるクオリティだ。
「インベージョン フロム ストラータ」1225円(473ml)/ダックフットブリューイング(ナガノトレーディング www.antenna-america.com)
最後に紹介するのは、フルーティーでダイナミックな味わいが特徴のストラータのみを使ったシングルホップIPA。パイナップルやグレープフルーツのような香りと、バランスの良い苦味が特徴だ。
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クラフトビールだからこその個性と旨味を味わえる「ダックフットブリューイング」のビールは4月21日(木)に、紹介した5種類がまずは発売となる。
グルテンフリー生活を送る人たちはもちろんのこと、その旨さゆえビール党への福音にもなりそうだ。
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