まだまだアガり続けるレッドウィング熱。次なる注目作はコイツだ。
アパレルからフード、植物まで扱うライフスタイルの複合型セレクトショップ「ビオトープ」との別注作である。むろん、限定発売。
しかも、監修に携わったのがノンネイティブの藤井隆行さんとくれば目を背けるわけにいかない。
こちらがプレーントウの「#8167」をベースにした「SUEDE BEIGE 6-INCH PLANE PLATFORM ”Type White”」6万500円/レッドウィング 03-5791-3280
ベースはプレーントウの「#8167」と、ラインマンこと「#2925」の2モデル。ベージュのスエードアッパーにグッとくるオーシャンズ世代も多かろうが、どちらも現在は廃盤となっているモデルだ。
これらはアメリカの工場にあったデッドストックからソールやパーツを厳選して組み合わせた、いわばアップサイクルアイテム。
ラインマンこと「#2925」をベースにした「SUEDE BEIGE 6-INCH LINEMAN PLATFORM ”Type White”」6万500円/レッドウィング 03-5791-3280
そんな稀少性も相まって、ますます食指は動くばかり。ということでさっそく順に見ていこう。とりわけソール周りのディテールに注目してほしい。
左から「SUEDE BEIGE 6-INCH PLANE PLATFORM ”Type White”」、「SUEDE BEIGE 6-INCH LINEMAN PLATFORM ”Type White”」各6万500円/ともにレッドウィング 03-5791-3280
今回は2つのモデルにそれぞれ、ホワイト、ラテ、ブラックという3色のアクセントカラーを配し、バリエーションを持たせている。
コチラの「タイプ ホワイト」は、お馴染みの白ソールに、かつてビブラム社が製造していたバニラカラーのミッドソールを合わせた。
すでに経年変化したかのような、絶妙なラバーの色合いを楽しめる一方で、やや厚底なルックスが今っぽい。
左から「SUEDE BEIGE 6-INCH PLANE PLATFORM ”Type Latte”」、「SUEDE BEIGE 6-INCH LINEMAN PLATFORM ”Type Latte”」各6万500円/レッドウィング 03-5791-3280
続いて「タイプ ラテ」。レッドウィングではあまり見かけないベージュのミッドソールに目が行くが、実はコレ、ラバーではなくEVAで、軽快な履き心地を備えている。
これだけは終わらない。同じく廃盤になっている「#708」に使用されていたベージュのミッドソールが、トラクションソールとして採用されていることも特筆点だ。
左から「SUEDE BEIGE 6-INCH PLANE PLATFORM ”Type Black”」、「SUEDE BEIGE 6-INCH LINEMAN PLATFORM ”Type Black”」各6万9300円/レッドウィング 03-5791-3280
「タイプ ブラック」は、これまた印象がガラリと変わるスペシャル仕様。現在も「#8179」などに見られる“ブラックウェルト”を採用し、マットで重厚感のあるソールが特徴的だ。
ダブルミッドソールながらもミリ単位で厚さを調整し、ステッチカラーもブラックに統一。どこか洗練された雰囲気を漂わせている。
ちなみにワイズ(横幅)はすべて“D”で統一。藤井さん曰く「レッドウィングのブーツが一番綺麗に見える」こだわりのワイズである。
こちらは本日4月2日(土)より、東京、大阪、福岡の「ビオトープ」にて先行販売をスタート。また、今後レッドウィング直営店と、オンラインショップ「カバーコード」でも発売予定だ。
さらに今回すべてのモデルに、コラボを記念して特別に製作したベージュのシューレースが付属する。色にこだわり抜いたというインラインにはない色合いや、ベージュスエードとのマッチングを楽しむのも一興だ。
[問い合わせ]レッドウィング・ジャパン03-5791-3280