雪道で真価を発揮する。老舗ならでは圧倒的走破性能
今回、“よく働き、よく遊ぶ”両名は、旭川市内の都市観光をサポートする星野リゾートのホテル「OMO7旭川」に拠点を取った。
そこから旭岳までは片道1時間ほどのドライブ。都会と自然をつなぐSUV隆盛の礎となった立役者のひとつ、ジープのグランドチェロキーの最新モデル「グランドチェロキー L サミットリザーブ」での移動となった。
旭川の中心地にある「OMO7旭川」。雪山へはもちろんのこと、観光の拠点としても好立地。
悪路走破性はもちろんのこと、快適性やクラス感を格段にアップさせた新型「グランドチェロキー L」は厳冬期の旭川でも快適走行。アイシーな峠道でもグングンと走っていった。
ジープ伝統の走破性は随所に感じ、特に今回のような悪路では「セレクテレインシステム」が大活躍。
それは雪・砂地・泥・岩場といった路面状況に適した走行モードを選択できるトラクションコントロールシステムで、「ROCK」「SAND / MUD」「SNOW」「AUTO」「SPORT」の5つのモードから選べ、終始路面に適した走りをしてくれる。
また上級グレードの「サミットリザーブ」だけに搭載される機能には「クォドラリフトエアサスペンション」がある。
悪路では車高を上げて走破性をアップし、また乗り降りや荷物の積み下ろしの際は車高を下げるといった機能で、走行中のスムーズなハンドリング、燃費効率の改善、乗降性・積載性の向上を促してくれる。
通常の状態で地上高は212mm。最低で-46mm、最高で+60mmとなる。
そして“グラチェロの伝統”は、こうした力強いパフォーマンスとラグジュアリーさが同居するところにある。
「グランドチェロキー L サミットリザーブ」にも、全長5200mm、ホイールベース3090mmというロングボディが圧倒的な存在感を放ちながら、全体にラグジュアリーさが宿っているところにその一端を見る。
上質な車内空間は移動や旅の価値を高めてくれる
「車はパーソナルスペース。そのため新型は単なるアップグレードではなく、家の自室以上に上質な空間を目指し、ジープ特有の走破性を進化させつつラグジュアリーさも実現しました」と同車の開発コンセプトについて説明してくれたのはポンタスさん。
続けて、ラグジュアリーさを生むディテールについても教えてくれた。
「シートは人間工学に基づき設計され、個々のカラダに合わせた調節が可能です。ドライブで疲れたカラダを癒すマッサージ機能が付き、ローテクですが扇風機も備えました。
これがシートの暑くなる夏場に活躍してくれるのです。座り心地は優しく、また前後のシートごと計4つの空間でそれぞれ温度設定ができるため、冬山でも誰かが寒くて誰かは暑いといったことがありません。
加えて車内には18基のスピーカーとともに『マッキントッシュ』のサウンドシステムを搭載。クリアなサウンドがドライブ体験のレベルを引き上げてくれます」
さらに室内のキャパシティは3列シートの6人乗りながら、3列目のシートに座っても窮屈さは感じないクオリティを実現。
2列目、3列目シートを倒せば2400Lの広大なラゲッジスペースが現れ、スキー板など大物ギアが積載可能と、使い勝手も抜群なのだ。
何より乗っていて静かなことがくつろぎを与えてくれる。車内環境をハイクオリティに整えることができれば、それだけ移動は、旅は、その価値を高めていくのだ。
実際、旭岳での上質スノーでスキーを堪能したのち、星野さんは、「マッキントッシュ」のサウンドシステムでラテンロックを聴き、マッサージ機能を使って疲れたカラダをほぐしながらホテルへ。
普段とは異なる行き届いた車内環境に感嘆していたという。
日本を代表するアクティブなエグゼクティブをも魅了した「グランドチェロキー L サミットリザーブ」。それは都会と自然を行き来し、よく働きよく遊ぶ男にとっての新しい本命なのである。
JEEP GRAND CHEROKEE L SUMMIT RESERVEジープ グランドチェロキー L サミットリザーブ 快適な乗り心地と洗練されたデザイン。そんな都会的側面と本格オフロード車としての高い走破性を備えるグランドチェロキー。今回紹介したモデルは、その新型で初の3列シートを備えた「グランドチェロキー L」の上級グレード。
ジープならではの力強い四輪駆動や走行性能はもちろんだが、シートや音響システム、インテリアの質感などラグジュアリーな空間に仕上がっているのが最大の特徴である。
またデザインは、ジープの歴代モデルの中でも熱狂的人気を誇るワゴニアをオマージュ。
サイズ:全長5200×全幅1980×全高1795mm
乗車定員:6名
総排気量:3604cc
最高出力:286ps
最大トルク:344Nm
価格:999万円
[問い合わせ]ジープフリーコール0120-712-812(9:00〜21:00)www.jeep-japan.com