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2022.03.26

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ピンポン サーフ クラブ。天邪鬼なファッション好きがいち早く乗るべき波が日本に到達!

Tシャツ各6600円/ともにピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop

Tシャツ各6600円/ともにピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop


「ピンポン サーフ クラブ(PING PONG SURF CLUB)」。名前からしてカルチャーの匂いが漂う気鋭のブランドが、日本に上陸した。

ブランド名から察するにサーフブランドか……と思いきや、そうではない。じゃあピンポンだからアスレチックブランド? それも違う。

もっと言えば、ストリートブランドでもなく、なんならファッションブランドでもないという。

「じゃあ、一体なんなんだよ!」とツッコミたくなるが、そのつかみどころのない天邪鬼な感覚こそが彼らの本質。

スウェット1万3200円/ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop

スウェット1万3200円/ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop


ピンポンとサーフ。つまり、インドアとアウトドア。チグハグな2つのワードを組み合わせたブランド名には、物事をひとつの枠に限定されることを嫌う、今っぽいアイロニカルなセンスが集約されているのだ。

肝心のアイテムはというと、これまた多様な価値観にフィットするオーセンティックなスウェットとTシャツのみ。



左胸に「LE SURF.」、背中に「PING PONG SURF CLUB」とグラフィックが施される。Tシャツ6600円/ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop

左胸に「LE SURF.」、背面に「PING PONG SURF CLUB」とグラフィックが施される。Tシャツ6600円/ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop


一見、サーフっぽい雰囲気だけど、グラフィックのデザインなんかをよーく見ると、どこか文化系の薫りもする。



青と黄色のコントラストもイイ感じ! Tシャツ6600円ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop

青と黄色のコントラストもイイ感じ! Tシャツ6600円/ピンポン サーフ クラブ https://ppsc.shop


デザインのアイコンにもなっている「LE」は、英語の「The」にあたるフランス語。あえて「LE」を使ったのは、その響きがエレガントな雰囲気を持っているから、なんだって。

コイツをポップなワードと混ぜてしまうことも、ピンポン サーフ クラブっぽい表現方法のひとつってわけだ。

ちなみに、ブランドの創設者でディレクターを務めるランディ・メロウ氏はカリフォルニア・コスタメサ出身。趣味はサーフィンで、農業やトレッキング、そしてピンポンもやるらしい。なのに「NOT A SURF BRAND.」か。まったく、どこまで天邪鬼なんだよ。

どうも煙に巻かれた感じが抜けないという人には、実物を見てもらった方が早いかもしれない。ブランド上陸を記念したポップアップショップが、「マスタードホテル渋谷」にて明日まで開催中だ。

「みんなが着ると、自分は着なくなる」。天邪鬼な一歩先行くファッション好きは、誰より先に、この波に乗るべきだ。


[問い合わせ]
ピンポン サーフ クラブ
https://ppsc.shop

外山壮一=文

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