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2022.03.24

ライフ

芸能事務所「レグルスペード」に所属する看板娘は、本気の“野球女子”だった



「弊社の看板娘」とは……

3月25日、プロ野球がいよいよ開幕する。テレビのプロ野球中継を観ながら飲むお酒は本当に美味しい。居ても立ってもいられないので、有名な“野球女子”に会いに行った。

その前に、まず見てほしいのは下のふたつの動画。ピッチングもバッティングも女子っぽくない。本気のやつだ。これに惚れ込んだうえでの取材なんです。
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制服は高校時代に着ていたガチのやつだ。インスタに載せたこの動画がバズって、今やフォロワーが4万人越え。日本でいちばん有名な野球女子と言っても過言ではない。

バッティングもハンパない。



彼女が出場する試合があると聞いて向かったのは荒川区の南千住野球場。

絶好の野球日和だ。

絶好の野球日和だ。


対戦しているのは彼女が所属する「ムコウズ」という草野球チームと帝京平成大学の軟式野球サークル。

 パッと見で両チームともレベルが高いことがわかる。

パッと見で両チームともレベルが高いことがわかる。


さて、お待たせしました。“野球女子”のご登場です。

看板娘、登場

「よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします!」


こちらは、ミスインターナショナル2017のファイナリスト、加藤有杏子さん(通称YUKKO)。レグルスペードという芸能事務所に所属している。

見よ、この凛々しきバッティングフォームを。

見よ、凛々しきバッティングフォームを。


この日は4打数1安打。「相手のピッチャーのスライダーとカーブの間っていう球がめっちゃ落ちるんですよ」と悔しがっていた。

出塁してセカンドベースを狙うYUKKOさん。

出塁してセカンドベースを狙うYUKKOさん。


試合結果は8対6で「ムコウズ」の勝利。最後に締めたクローザーは元プロだという。スプリットで三振を取っていた。

「ありがとうございました!」

「ありがとうございました!」

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今回、YUKKOさんを推薦してくれたのはレグルスペードのマネージャー、塚田 賢さん。彼女の野球センスすごいっすね。

「事務所に入ったのは3年半ぐらい前ですね。僕も野球をやっていたので、投球やスイングの動画を見て、あ、これは本物だなと思いました。彼女の野球への本気度は、今後のタレント活動においてかなりの武器になりますよ」。

巨人ファンの塚田さんがYUKKOさんを大プッシュしてくれた。

巨人ファンの塚田さんがYUKKOさんを大プッシュしてくれた。


「ムコウズ」の監督、向(むこう)さんもYUKKOさんを絶賛する。

「知り合いの知り合いという感じで、うちのチームに入ってくれたのは1年ぐらい前。最初の試合でレフトオーバーのツーベースを打って、すごい子が来たなと。体の管理もめちゃめちゃストイックで、みんなで焼肉を食いに行っても『今日は肉はやめときます』とか(笑)」。
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写真中央が部員500人の草野球チームを主宰する向さん。

写真中央が部員500人の草野球チームを主宰する向さん。


YUKKOさんはもともと“ソフトボール女子”だった。

「引っ越しが多い家庭だったので、地域に馴染むようにと親が姉を当時住んでいた千葉県習志野市のソフトボールチームに入らせたんです。その応援に行っているうちに、私も入ることになりました。5歳の時です」。

最初はソフトボールに興味がなく、バットやボールに触れず、砂遊びをしていたという。
「土日にみんなアニメとか観たり遊んだりしているのに、最初はやめたくて仕方なかったですね。でも、気付いたらのめり込んでいました」。

当時のYUKKOさん。

当時のYUKKOさん。


中学校ではソフトボール部でピッチャーとして活躍したが、当時の持ち球はストレートとチェンジアップしかなかった。

「父が家の庭にマウンドを作ってくれたので、学校帰りに一緒にピッチング練習です。暗くなっても照明を点けて1時間以上投げ込んでいました」。

さらに、千葉経済大学附属高校という「千葉県で2番目にソフトボールが強い」高校に入学。しかし、学校は最強の木更津高校を破ってインターハイに出場するも、YUKKOさんはベンチ入りメンバーから外された。

「投げ込みすぎてあばらを骨折していたんです。それでも調子がよかったから、チームの誰にも言っていなくて。この挫折感がすごくて、高校を卒業した時点でグローブ以外を全部捨てて、ソフトボールのことは忘れたいってなりました」。

その後、縁あって向さんと知り合い、「ムコウズ」のメンバーとして野球に転向する。

「ソフトボールと野球は全然違います。最初は投球も砲丸投げ状態。野球はスナップを使わないといけないんですよね。ソフトボールはマウンドからの距離が5m以上違うのでスナップを使う暇がなくて。慣れるまでは時間がかかりました」。

そんなYUKKOさんの日常もお伝えします。今、ハマっているのはサウナ。

「向さんの影響でハマりました。最近、感動したのは長野県野尻湖の『The Sauna』。水風呂とか入ったことなかったんですが、初めて入ってめっちゃハマって。これきっかけで、今も週1は銭湯やホテルのサウナに行きます」。

「KAMAKURA HOTEL」でマストアイテムの愛用サウナハットを着用。

「KAMAKURA HOTEL」でマストアイテムの愛用サウナハットを着用。


ロウリュにお茶を使うのがこの施設の特徴。和風なテイストの施設がお気に入りだという。

整いつつある野球女子

整いつつある野球女子

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以前表参道のカフェでアルバイトをしていたこともあり、今でもカフェ巡りを楽しんでいる。

癖になるカレー、代々木公園駅近く「almond hostel & cafe」。

癖になるカレー、代々木公園駅近く「almond hostel & cafe」。


こちらは店名を覚えていないカフェの和風デザート。

こちらは店名を覚えていないカフェの和風デザート。


最近はお母さんが「ゴルフに行きたい」と言ったひと言でゴルフを始めた。家族が集まるきっかけになるのと、少しでも親孝行ができるのかなと思って始めたそうだ。

「スコアは数えずに楽しむことをモットーにしています」

「スコアは数えずに楽しむことをモットーにしています」。


こちらは今年の初詣に着物を着た時の写真。「自分で着付けをすることができるので、年に一度はお着物を着たいなと思い初詣に着ました」。

こちらは今年の初詣に着物を着たときの写真。


「自分で着付けをすることができるので、年に一度はお着物を着たいなと思い、初詣に着ました」。

「どこの球団のファンでもなく、野球自体を応援したいです」と言っていました。

「どこの球団のファンでもなく、野球自体を応援したいです」と言っていました。

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“弊社の看板娘”ドラフト1位、最後に読者えのメッセージをお願いします。

野球、最高ですよね。


というわけで“野球女子”のYUKKOさん、「オーシャンズ」は引き続き応援しています。“弊社の看板娘”ドラフト1位、最後に読者へのメッセージをどうぞ。

「ムコウズ」の動向にもご注目。

多くの女子が活躍する「ムコウズ」の動向にもご注目。


[取材協力]
レグルスペード
https://reguluspade.com
ムコウズ 軟式野球チーム
https://twitter.com/89mukos
YUKKO さんインスタグラム
www.instagram.com/okiss_/

石原たきび=取材・文

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