永遠の定番スニーカーであるニューバランス。なかでもグレーは最も親しんだカラーだろう。
今年に入って行った街角パパラッチでも、やはりグレーのニューバランスを多数キャッチ。しかもその履きこなしは多様化の一途を辿っている模様だ。
「モノトーンコーデの仕上げに間違いなし」
季節も時代も問わず人気の「白黒モノトーンコーデ」の仕上げに、グレーのニューバランスが合わない訳が無い。
明るいグレーを足元に持ってくることで全体の重たさを軽減し、スポーティなデザインも相まって軽やかさまで感じさせてくれる。
アッパーのスエードやメッシュ生地、そしてソール。それぞれに異なる素材感も、シンプルなモノトーンコーデに表情をもたらすのだ。
「武骨さの中にクリーンさを」
武骨で男クサいファッションもいいが、異性からすると、大人の男のファッションに大事なのは清潔感だという。そんな葛藤に揺れる大人にも、グレーのニューバランスはしっかり寄り添う。
例えばオリーブグリーンのミリタリーコートにも、ヤレた風合いのカーゴパンツにも、どこか都会っぽさやクリーンさを与えてくれるのだ。
適度なボリューム感があるアッパーは、上のふたりのように太めのパンツをクッションさせても、しっかりスタイルをキメる存在感を放つ。
「アウトドアスタイルはもはやお家芸」
アウトドアウェアを街中で楽しむことは当たり前になった。そんなシティアウトドアとの相性の良さは、もはやニューバランスのお家芸と言ってもいいレベル。
いわゆるローテク系でもハイテク系でもない唯一無二のニューバランススタイルは、鮮やかなカラーのシェルパーカにも、厚手のフリースにも違和感なくフィットする。
アウトドアだけでなく、元々ドメインを置くランニングやトレーニングウェアと合うのは言わずもがな。カラフルなスポーツウェアにも、合わせる色を選ばないグレーがありがたい。
「ベージュと最高のマリアージュ」
今回パパラッチした中でも、「ベージュのトップス ×グレーのニューバランス」の多いこと多いこと。落ち着いた中間色同士の組み合わせは、誰が着てもしっくりくるのだろう。
この組み合わせなら、間に挟まるパンツは色も素材もなんでも来い。写真のふたりのようにアースカラーやブラックのチノパンでまとめても良し。ブルーデニムやキレイなシルエットのスラックスも似合うだろう。
クリーンな印象をより高めたいなら、パンツの裾は九分丈でスッキリ見せるのが吉のようだ。
◇
みんな違ってみんないい8人のスタイルを見れば、ニューバランス万能説はますます有力だと言わざるを得ないだろう。しかも履き心地や疲れにくさも最高峰というんだから、この牙城はますます盤石だ。