「寒い日の服を韓国に」とは…… レイヤードは冬のファッションの醍醐味。寒さ対策の面でも、服を重ねるは基本中の基本だ。年間を通じて気温差の激しい韓国には、重ね着上手たちもたくさん。そこで、上着を脱いでもそのまま洒落てる男たちのアウター着こなしテクニックを3つ、紹介しよう。
コツ①「同系色でコーデする」
パク・ヒョンドン(Park Hyundong)さん
カラフルな色使いが印象的なパクさんのコーディネイト。にも関わらずチグハグに見えないのは、同系色を使っているから。
ベースはオフホワイトとベージュといった茶色系。その延長にあるオレンジと赤を挿し色とすることで、まとまって見えるのだ。
顔まわりに寄ると、全部同系色ということがよくわかる。
よく見ると、サングラスのフレームも同系色。手に持ったオリーブグリーンはアースカラーとして相性良し。これはもはや言わずもがなだ。
よって、暖かくなったらこのままコートを脱げば春コーデ完成!
キム・ジュンウォンさん
同系色でまとめるテクニックをもっと顕著に実践しているのがキムさん。
インナーのTシャツと靴下以外をすべてブラウンでまとめた。
ちなみに「同じ色だけだとコーディネイトに変化が付きにくい」と感じている方は、素材感で変化を出すのがオススメ。
キムさんの場合は、ニットカーディガンもローゲージとハイゲージを合わせ、シューズはスエードを選択。それだけでグッと変化は生まれる。
ついでに、上着を脱いでもらったら、見事に春コーデ成立。明るいブラウンがなくなると、一層大人っぽいスタイリングとなった。同系色といえど、色の濃度の使い方は参考になる!
2/2