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2022.02.26

ファッション

アメカジ、トラッド、コンサバ…韓流ファッションは「ニート」なくして語れない

「寒い日の服を韓国に」とは……



韓国でパパラッチをしていて気がついた。お洒落な人たちの多くは、日本のパンツ専業ブランド「ニート」をはいている。

ファッションのテイストはバラバラだ。さて、愛用者のスナップを詳しく見ながら、人気の秘密を探っていこう!
その前に「ニート」とは?
日本生まれのパンツ専業ブランド。はき心地の良さや現代的なシルエットが特徴。「トップスはTシャツ、足元はスニーカーでもパンツだけはきちんとしたものを穿く。それだけで上品なスタイルになる」という想いを込めて「NEAT(ニート)」と名付けられた。

ニート(NEAT)は、日本のパンツ専業ブランド。2015年に誕生し、今では限定品などがリリースされるたびに行列ができる存在に。生産はすべて日本で(一部、企画によって米国製やイタリア製もある)行われ、クオリティとデザイン性の高さに定評がある。韓国での人気も凄まじく、直営店を構えるほど。


アメカジに「ニート」

シン・スンウクさん

シン・スンウク(Shin Seungwook)さん


カバーオールにオルテガベストというアメカジ派のシンさんは、ワイドシルエットのディッキーズ風の「ニート」を愛用。

しっかり入ったクリースや上質な生地感で野暮ったさを回避している。

ベストはヴィンテージのオルテガ。

ベストはヴィンテージのオルテガ。


ちなみに、カバーオールは同じく日本ブランド「オアスロウ」、シャツは「コモリ」と、かなりの親日派。嬉しい限りである。


パク・ヒョンドン(Parl Hyundong)さん

パク・ヒョンドン(Park Hyundong)さん


同じくアメカジ派のパクさんは、ワイドシルエットのインプリーツタイプを愛用。ニットポロをタックインするなど、ナードな着こなしにハマっている。



あえての“寸足らず”なレングスに設定し、ヴァンズのオーセンティックを合わせた。幅の広い裾とのバランスも絶妙で、どこかレトロサーフな雰囲気も漂わせている。

トラッドに「ニート」

イ・ジュヒョン(Lee Ju Hyung)さん

イ・ジュヒョン(Lee Ju Hyung)さん


 トラッドな雰囲気漂うイさんは、ジャケットも「ニート」。カシミヤを使ったコレクションを展開する「ボーディ」とのコラボ作で、品のあるスタイリングになっている。



ジャケット、ニット、パンツの上質な素材が織りなす三重奏で、トラッドの格上げに成功だ。

続くキムさんもトラッドに「ニート」を取り込む。

キム・ドンヒョン(Kim Donghyun)さん

キム・ドンヒョン(Kim Donghyun)さん


ペンストライプのヘリンボーン・スラックスはテーパードが効いており、クラシコっぽさすらある。

シャープな裾周りに映えるのは、グッチのビットローファーだ。



ロングノーズのラストが新鮮。アメカジ派とは違った「ニート」との付き合い方である。

コンサバに「ニート」

チョン・サンウク(Jung Sang Wook)さん

チョン・サンウク(Jung Sang Wook)さん


続くチョンさんは、腰回りにゆとりを持たせつつ、膝下からしっかりテーパードを効かせたスラックスをチョイス。それを短めのレングスで仕上げて上品に着こなした。



さらに、インプリーツなので一層上品に見える。ディテールにも隙のないコーディネイトだ。

デニムでも「ニート」

べ・ヨンミンさん

べ・ヨンミン(Bae Young Min)さん


これでもか!というくらいに「ニート」好きがいるのだが、最後は「デニムでもニート!」である。

こちらの方がはくのは、ボリューム感のあるワイドシルエットのデニム。グローバーオールのダッフルとデニムは往年の組み合わせだけれど、デニムが変わるだけでこんなに雰囲気が違って見える。


韓国で石を投げれば「ニート」に当たる。そのくらい愛用者が多かった理由は、どんなスタイルにもマッチする汎用性の高さが支持されていたから。「ちゃんとしたパンツさえはけば、きちんと見える」ことを目的にしたブランドの実力は、海を越えても通じていたのだ。

「寒い日の服を韓国に」とは……
この寒さはしばらく居座る予報。これから何着る? 答えを求めて韓国へ。日本より厳しい寒さが長引くお隣さんで、寒い日の服を上手く着る達人をパパラッチ。上に戻る


増田恵理=取材

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