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2022.05.27

あそぶ

ググるだけじゃわからない「トリッキング」の魅力。世界で勢いを増す新スポーツの正体



当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちらから。

トリッキングとは、「X M A(エクストリームマーシャルアーツ)」呼ばれる武術発祥のカルチャーであり、中国武術・テコンドー・カポエイラ・ブレイクダンスなどのジャンルが合わさって誕生した新しいスポーツである。

きっとこの記事を見ているあなたも、一度は見たことがあるだろう。今や、アクションやパルクール・ダンスなどに幅広く活用されているトリッキングは、他ジャンルから絶大な支持を得ている。

トリッキングが生まれたのは二十数年前の話で、他のスポーツに比べるとまだまだ歴史の浅いカルチャーである。トリッキングのカルチャーが世界的に成長したのは約10年前。最初はアメリカ、その後ヨーロッパ各国、果てはアジアへ……と次々に広まっていった。

競技人口はどんどんと増加しており、世界大会やアジア大会が年に4、5回以上開催されるほど世界的にも普及している。

日本はその中で最も歴史が浅いにもかかわらず、世界でもトップの強豪国だ。2018年〜2020年の世界大会ではトップ3に日本人が2人も食い込むほどの力をつけている。

それでは、日本のトリッキングの歴史について見てみよう。

『日本のトリッキング』の歴史

2011年に日本初の全国大会「A J T B」が行われ、そこから数少ない全国のトリッカー達が交流を持ち、トリッカーのコミュニティーが成長した。

2016年、神戸のショッピングモールで開かれた日本最大規模の「T B J(トリッキングバトルオブジャパン)」によって大盛り上がりを見せた。

2017年に神戸で行われたT B Jが進化し、日本初の世界大会「World of Tricking」通称W O Tが開催され、海外から世界のトリッキングシーンを背負ったトリッカーを呼び、数々のインスピレーションによって若者はますます士気が上がっていった。

それによって日本のレベルは段違いに上がり、日本人が2位の好成績を収めるほど日本のトリッキングは高成長をし続けた。

2018年には数々の世界大会を日本人が総取りし、2019年にはW O Tに世界的に有名なトリッカーを各国から集め日本を大熱狂させた。2019年W O Tでは日本人が優勝するなどトリッキングは今もなおカルチャーとして成長し続けている。

そしてトリッキングには様々な種目がある。

トリッキングは、ムーヴ制と制限時間制の2つのバトル形式があり、人数は1vs1、2vs2など大会によって異なる。今日は、いくつか代表的な例とその審査基準をピックアップして説明していこう。

先ずは基本的なトリッキングの審査基準についてだ。難易度、完成度、独自性の3つを元に審査をし、選手はトリッキングを審査員に披露する。ただ闇雲に難易度が高い技をすれば勝てるわけではないのがトリッキングである。

選手自身のトリッキングに個性、独自性が出ているのか、繋ぎとしての完成度の高さ、高難易度の使い方すべてのバランスの良さで審査が決まる。

これを踏まえた上で、「1vs1」は文字通り1人対1人で戦うバトル形式だ。この形式にだけルールが2つあり、先程紹介したムーヴ制と制限時間制の2つのどちらかだ。「ムーヴ制」は決勝トーナメントでは、2ムーヴで決勝は3ムーヴ制が殆どである。この形式の見所は、選手一人一人の個性が見えやすい所だ。

もう1つの「制限時間制」は1分間何ムーヴでもして良いと言うルールである。この形式の見所は、1分間に繰り広げられる体力との己の勝負など選手のパッションが1分間に詰め込まれている所だ。そしてその中で最も多く採用されているムーヴ制のバトル動画を紹介しよう。

オランダで開かれた世界大会HOOKED GATHERING2017のTRISTAN(トリスタン)VS DAISUKEの歴史的バトルだ。



「2vs2」も文字通り2人対2人で戦うバトル形式である。チームバトルだけは制限時間制のみとなっていてムーヴ制は存在しない。

このバトル形式の見所は、2人によるエンターテイメント性や息の合ったシンクロ、発想力が生み出す繋ぎであり、何より魅力的なことはトリッキングを知らない人でも楽しく見れる事だ。

他にもまだ3vs3やトリッキングの技で板を正確に当て割るブレイキングボード部門や刀などの武器を使いトリッキングと組み合わせて披露し点数を決めるウェポン部門などにも注目だ。

そんな数ある種目で世界的に活躍している「トリッキング」の日本人選手に注目していきたい。

トリッキングの発祥地であるアメリカは世界的にとても強豪だが、それを凌ぐほどの実力を持っている選手が彼らだ。


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