④ ブッシュクラフト的に楽しむマルチツール
左「シグナル コヨーテ」2万4750円、右「OHT コヨーテ タン」1万7600円／ともにレザーマンツールジャパン 0570-23-5103
プライヤー付きマルチツールの雄、レザーマンは機能面でも使用用途でも常に幅広く視野を広げている。
これまではシルバーが主流だったが、現在はカラー展開も増えてきていて、コヨーテカラーは特に人気だという。
シグナルさえあれば、19の用途で使える。
アウトドアユースに特化したシグナルは、ファイヤースターター機能付き。鉄とセリウムの合金であるフェロセリウム部分に、ノコギリの背をスライドさせれば簡単に火花を散らすことができる。湿気や雨にも強いから、いざというときに活躍する。
このほか、ホイッスルやカッター、缶切りといった基本的なスペックはもちろん、ノコギリやハンマーもあるので、ブッシュクラフト的に楽しみたいキャンパーにもおすすめだ。
⑤ 可変性に優れたヘキサゴンテーブル
「リバーシブルヘキサゴンテーブル」6万5780円／キャンパクト（江間特殊工芸 054-645-3036）
化粧板加工のプロフェッショナル集団、江間特殊工芸が立ち上げたガレージブランド「キャンパクト」。
家具制作で栄えた静岡県のメーカーだけあり、その設えは確かで、キャンプファニチャーなのに佇まいが優雅。組み立て式とは思えない安定感もある。
注目したいのが、このヘキサゴンテーブル。天板をリバーシブルで変えられるのが特徴で、素材は片面がオークで、反対はウォールナット、チーク、シカモアの3種類から選択可能。気分やサイトのコーディネイトに合わせられるようになっている。
可変性の高さもポイント。天板を3枚使えば、コックピットのレイアウトを作ることもできる。スペースが限られたベランダキャンピングでも便利だろう。
また、展示会では新作のステンレス天板をお披露目。このニューパーツを活用すれば、優美な天然木を痛めることなくミニグリルやバーナーなどの火器が使える。
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老舗から新鋭まで、さまざまな工夫を凝らしたアイテムが登場していたが、アウトドアのトレンド予報はまだ中盤戦。次回は、キャンプライフをグっと格上げする小物類を紹介する。
「次なるキャンプギア」とは……空前のブームでキャンプギアの新陳代謝は激化。次なるトレンドはどこからやってくる？ 新進気鋭から老舗まで80ブースが集合した「TOKYO OUTDOOR SHOW」で見つけたその萌芽。
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