「次なるキャンプギア」とは…… 知る人ぞ知る存在でも支持率は圧倒的な、いわゆる“ガレージブランド”も、国内最大級のアウトドアギアの展示会「TOKYO OUTDOORS SHOW」には多く参戦していた。
そのメンツから選りすぐった4つのブランドから、今年、レア化するであろうコスパに優れた注目アイテムをピックアップ!
① 人気急上昇の気鋭ブランドが放つ軽量焚火台
2021年、キャンプ系YouTuberとして有名なタナさんが立ち上げたキャンプブランド「トーキョークラフト」。デビューと同時に業界を驚かせた傾斜した焚火台「クベル」に続く、新作の焚火台が登場した。
「焚火台マクライト」である。
「焚火台マクライト」9878円/トーキョークラフト(タナクロ https://tokyocrafts.jp/)
重量はわずか794gで、収納時はフラットにしてバックパックに入れることが可能。それでいて火床では30〜40cmの薪を置けるサイズになる。
これはグループでもソロでも使えるサイズで、五徳の高さは2段階で調整可能。多くのキャンパーから信頼を得るトップオブトップのYouTuberが考案しただけあり、安定感のある構造や熾火を守る風防など、細部まで抜かりなしだ。
ここまでの機能を備えながら、価格はアンダー1万円というコスパの良さもあって、昨年11月の発売以来、爆発的ヒットを記録。現在は5月以降発送分まで予約待ちの状態だ。
② 1万円以下で驚くべき積載力を誇るアウトドアワゴン
2021年春、長野県辰野町で産声をあげたガレージブランド 「ウルコナ」(フィンランド語で「外、アウトドア」の意)。
ソロキャンプ からファミリーキャンプまで幅広く使えるギアを展開している。
「ウルコナアウトドアワゴン」9980円、「ワゴン専用 ロール式 ウッド調アルミテーブル」7500円/ともにウルコナアウトドア https://ulkona.online/
数あるギアの中でも特に目を引いたのが、大型のタイヤを有する、不整地でも使えるワゴンだ。容量は105Lもあり、耐荷重は驚きの150kg!
車とサイトの行き来をグッと楽にしてくれるうえ、別売りのロール式天板をセットすれば、高さ約60cmのテーブルとしても使えるので、運搬時以外でも活躍の場は広い。
イベント前日に完成したコンパクト焚火台も展示されていた。
ほかにもコットやアルコールストーブ、薪ストーブなど、ブランド発足から一年足らずとは思えぬ商品数をラインナップ。
アルプス機工という金属加工に携わる会社が始めたブランドだけあり、金属をベースにした製品づくりはお手のもの。今後の展開にも期待が高まる!
2/2