新年を迎えて少し経つが、縁起物の話。霊峰富士の姿をどこから拝むのが最適かという点においては、日本人ならば、さまざまな持論があることだろう。
なかでも富士山と水面のセットは、王道のコンビネーションのひとつ。富士撮影を趣味とする写真家たちの中には、最良の画角をひたすら追求している者とて少なくない。
彼らも支持する隠れた名スポットのひとつに数えたいのが山中湖畔。本峰に最も近い富士五湖のひとつで、とりわけ湖面と富士を同時に堪能できるとして知られるドライブロード、通称マリモ通りからの眺めは、多くの人を魅了する。
試しに「マリモ通り 画像」で検索すれば、その美しさがたちまちわかる。が、さらにそこよりも至近で、富士と湖面を我が物顔で堪能できる貸しコテージが今年3月にオープンする。
「バックアイハウス」のコテージ。時季によって変動するが、1泊2日10万円程度なので、家族向けにもこなれた価格。貸しコテージのご多分にもれず、食事はセルフ。そのぶん、思い思いの楽しみ方ができるだろう。予約は今後開設予定の公式HPにて。
山中湖畔の北側にある別荘地のなかでも、この「マイ富士山」が味わえる宿泊施設はそう多くない。
テラスからの見晴らしについては、こちらの写真のとおり。時季によっては、特等席で山頂に陽光を浴びるダイヤモンド富士を拝むことさえできるという。
山中湖畔北側に位置する絶好のロケーション。
モダンな作りの瀟洒な邸宅で、「こんな別荘があったらな」という、寝室を2室備えた2LDKの広々とした空間でリラックスができる。
テラスにはガーデンテーブルが常備されており、BBQはもちろん、季節によっては焚き火も楽しめるそうだ。
世はキャンプブームだが、テントではなく、ワンランク上のコテージで霊験あらたかな富士山麓の自然を満喫してみては。