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アウトドア大国シアトルで必ず行くべき2つの店「フィルソン」と「REI」
未来世紀シアトル●旅先(=非日常)で得るインプットは、男の日常のアウトプットに大きな影響を与える。1981年生まれ、一児の父、オーシャンズ世代ど真ん中のトラベルエディター伊澤慶一さんは、だから今日も旅に出る。連載「度々、旅。」の1回目、目的地はアメリカ・シアトルだ。
第1回「シアトルのスタバで散財日記」を読む 第2回「Amazonで見た仕事の未来」を読む スターバックス、Amazon(アマゾン)と、2つの企業訪問で「大人の社会見学」を楽しんできたシアトル旅。ですが、シアトルはアウトドアライフも楽しい街。
その目線からいえば、元祖アウトドアクロージングの「フィルソン」を語らないわけにはいきません。
アウトドアクロージング「フィルソン」に見る古き佳きアメリカ
![東京・中目黒にも店舗を持つ老舗アウトドアブランド、フィルソンは1897年にシアトルで創業しました。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/a302a35d384a3cf7b392ce9efa5bea96d68dcd38.jpg)
東京・中目黒にも店舗を持つ老舗ブランド、フィルソンは1897年にシアトルで創業しました。2015年には、スターバックスの本社もあるソードー地区に工場も併設した旗艦店をオープン。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/216fa38364901c47f8fbe381b21741abda886fa6.jpg)
総面積6000平方フィートという広大なスペースに、シャツやブルゾン、バッグなどがところ狭しと並んでいます。
![もともとフィルソンは、ゴールドラッシュに沸いていた19世紀のワシントン州で、金の採掘に挑む男たちのためのアウトドア・クロージング・メーカーとして設立されました。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/76babbee143bb45e17e19b8c6a0852a12600fe98.jpg)
もともとフィルソンは、ゴールドラッシュに沸いていた19世紀のワシントン州で、金の採掘に挑む男たちのためのアウトドア・クロージング・メーカーとして設立されました。そのため、素材と耐久性、裁縫のクオリティの高さなどは折り紙つき。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/38dbfea5754772d3a69d1aa66021f0aff16f2da3.jpg)
フィルソンのアイテムは「親から子へ、子から孫へ」というエピソードで語り継がれるほど、地元ワシントン州はもちろん、アメリカ北西部で働く男たちから厚い信頼を得ています。
![シグネチャーアイテムのクルーザージャケットや、ダッフルバッグなど、ファンならたまらないアイテムが豊富なラインナップがずらり。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/2d08bf4596f8ae30e76accf23d314b21c7df9e5a.jpg)
シグネチャーアイテムのクルーザージャケットや、ダッフルバッグなど、ファンならずともたまらないアイテムがずらり。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/36461/images/editor/9d83875280c8a5978cde289efd4c057860d17bc3.jpg)
また、こちらのフラッグシップストアは修理工場も備えており、アメリカ全土から届く修理依頼の商品を職人がメンテナンスしている様子を見学できます。ここで感じることは、フィルソンはまさに一生モノのアイテムなのだ、ということです。
1867年創業のウィケット&クレイグ(Wickett&Craig)社のレザーを使った武骨なキャリーケース(1450ドル)。 2/3