超弩級SUVベンテイガで見る
贅を尽くしたキャビンはまさにファーストクラス
コックピットに乗り込んだ瞬間に感じる各パーツの質感の高さ。そして、長時間運転しても疲れにくいシート。車種ごとに多少の違いはあれど、ラグジュアリー感はブランドを通して一貫している。ベンテイガからその世界観を拝見。
最新ベントレーファミリー
先に紹介したコンチネンタルGTとベンテイガのほかにラインナップされる、ベントレーファミリーを紹介しよう。どの車種もブランドの神髄である、ドライバーズカーとしての運転する楽しさはしっかりと備えている。
ベントレーのなかでも別次元のフラッグシップ BENTLEY MULSANNE ベントレー ミュルザンヌブランドの旗艦サルーン。その体躯は全長5575×全幅1925mmという堂々たるもの。伝統の6.7L V8OHVツインターボは最高出力512PS、1750rpmの低回転から1020Nmという強大なトルクを発生。車重約2.7tの重量ながら0→100km/h加速は5.3秒!開発から生産まですべてを英国本社で行う生粋のベントレー。
走る気持ち良さ倍増!コンチネンタルGTのオープン仕様 BENTLEY CONTINENTAL GT CONVERTIBLEベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル新型コンチネンタルGTに優雅な電動ソフトトップを備えたオープン仕様。ルーフは50km/h以下であれば走行中でも19秒で開閉可能。ひとたびオープンにすれば、お馴染み6L W12ツインターボによる咆哮とバイブスが青天井に五感を刺激する。幌にはツイード柄をはじめ、洒脱な全7種類の設定があることも見逃せない。
デカイくせに軽快なフットワークのセダン BENTLEY FLYING SPUR ベントレー フライングスパー1950年代の名車「フライングスパー」の車名を冠した、最高級GTサルーン。コンチネンタルGTの4ドア版である。全長5315mmの体躯に、625PS/800Nmの6L W12ツインターボを搭載。公開間近と噂されている新型には、ブランド初のプラグインハイブリッドが設定されるという噂も。電動化の流れを汲む要注目モデルだ。
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真 サトータケシ、iconic=文