スーパーブランドが魅せた! シンプルなのに個性が輝く秀逸リング3選
最高のサマージュエリーだからこそ、あえて“さらっ”と身に着けるのが洒落ていると思うのだ。今回は、スーパブランドが自信を持って放つリングを紹介。こだわり抜かれたハイランクの素材と、シンプルなのに個性が光るデザインがたまらない。
HARRY WINSTON(ハリー・ウィンストン)
NYを代表するジュエラーによる静謐なデザインのリング
芸術品と呼ぶべきハイジュエリーの数々こそこのブランドの真骨頂だが、こんなシンプルなリングにも卓越したセンスが表れる。
左はマンハッタンの通りを行き交うクルマやライトの動きをダイヤモンドで表現した「トラフィック・アクセント・バンドリング」。右はチタンより軽く、高い耐久性を持つ特殊合金ザリウムを用いたリング。K18WGと光沢のある黒のザリウムの組み合わせがシャープな印象だ。
いずれも静けさと力強さを感じさせるリングではないか。
CHAUMET(ショーメ)
ブライダルリングの中に僕ら好みの隠れた名品が
1780年にパリで創業、王侯貴族のティアラを制作してきた超正統派ジュエラーのショーメだが、僕ら好みのシンプルなジュエリーも用意されている。
ボディの切れ目を鎖で繋いだような左は、「リアン」コレクションのK18WGのリング。右のPT、K18PGのリングは、フランス語で“螺旋”を意味する「トルサード」コレクションのもの。いずれもそのデザインが表しているのは"強い絆"だ。
ブライダル用として人気の美しい逸品は、もちろん清潔感ある夏のリングとしても魅力的なのだ。
CHROME HEARTS(クロムハーツ)
大人になった僕らのために作ってくれた、と思いたい
「シルバージュエリー」の魅力を僕らに教えてくれたクロムハーツ。若かりし頃から、そして今も憧れ続けている数少ないブランドのひとつではないか。
その新作リングは、大人になった僕らに向けて作ってくれたのかも! と勘違いしてしまいそうな程良いボリューム感と洗練されたフォルム。「CHプラス」のモチーフが施されたタイプとシンプルなタイプで、素材はいずれもシルバーだ。
デニムにもスーツにも合うリングとして、自信満々でおすすめしたい。
※本文中における素材の略称は以下のとおり。K18=18金、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、GG=グリーンゴールド、PT=プラチナ
清水健吾=写真 石黒亮一=スタイリング