トレンドのアクセサリーもいいが、男心くすぐられるリメイクもののアクセもまたロマンがある。
過去と未来をつなぎ、テイストや分野の垣根を飛び越えるリメイクというアプローチは、この年になってなお興味が尽きない。
①ハムのリング
K22YGのベースにアンティークコインをはめ込んだ気品ある意匠。コインの正確な年代は不明だが、おそらく西暦200年頃、第24代ローマ皇帝の時代のものではないか、とのこと。
②ムニョス ブランデシックのリング
なんと腕時計のムーブメントのパーツを小さく再構築して、シグネットリング風にデザイン。精緻な機械仕掛けがフォトジェニックである。
③カトラリー アンド ビジューのバングル&リング
アンティークの銀食器をジュエリーとして再構築する無二のモノ作りがこのブランドの神髄。編み込みを表現したバングルに、螺旋状のリング。伝統と革新を感じるデザインである。
※本文中における素材の略称は以下のとおり。K18=18金、YG=イエローゴールド、PG=ピンクゴールド、WG=ホワイトゴールド、GG=グリーンゴールド、PT=プラチナ
渡辺修身=写真 柴山陽平=スタイリング